朝の京都南禅寺辺り。

ミシュランガイド京都・大阪の初版から連続三つ星を獲得し続けている「瓢亭」さん。

三つ星とは、"そのために旅行する価値のある卓越したお料理"で、京都では(理由は分かりませんが、12年連続三つ星獲得していた吉兆嵐山本店さんが掲載外となっていて)、初版からの連続三つ星獲得のお店は、この「瓢亭」さんと「菊乃井 本店」さんのみだそうです。

 

ミシュランガイドのビューポイントには、

こけら葺きの主屋、茶室「くずや」が450年もの歴史を物語る。…」と、始まっていますが、本当に趣のある建物です。

 

上の文章は、昨年12月に瓢亭さんがクラウドファンディングをされた時のサイト内の一部です。

腰掛け茶屋さんから、1837年に料理屋さんへと移行したのが始まりなのですね。

 

因みにこのクラウドファンディング、公開からわずか2日で目標の100万円を達成し、その後ネクストゴールの300万円のプロジェクトも見事成立していました。この支援は、表の竹垣の整備費用、藁葺屋根や聚楽壁の修復などの店舗運営費として活用されるそうです。

 

瓢亭さんは、朝粥もとても有名で、グルメ漫画「美味しんぼ」(若い方はご存知ないかもタラー)にも登場してます。本店の朝がゆは、7/1〜、2ヶ月間の期間限定です。8:00〜11:00(最終入店10時)で、要予約。税サ込6,957円というお値段にも関わらず、残念ながら予約でいっぱいえーんだったのですが、別館の予約は取れたので、お隣にある別館に爆笑音譜

別館の朝がゆは、3/16~11/30(8:00~11:00(L.O.10:00))の長い期間頂くことができます。朝がゆのない12/1~3/15の間は、同じ時間帯で、「鶉がゆ」をされているみたいです。

   

 

お庭の見える入口から入って、

廊下を通り、

 

2方を窓に囲まれた明るい手前のお部屋の前を抜けて、

 

 

瓢箪のモチーフの一輪挿しにお花が飾られている廊下の突き当たりの、右手に

 

奥のお部屋があります。

テーブルのすぐ横にある大きな窓からの景色。

  ダウン お庭を見ながらいただけるのですねーラブ

 

お席に着くと先ず、

食前の、梅湯が提供されます。

 

次に、お盆に乗った三段重と、八寸が出されます。

瓢箪型の器を開けると、

             ダウンダウンダウン

「おかゆ」と言っても、とっても豪華〰️爆笑笑い

朝からこんな綺麗なご飯、ちょっと豪華な旅館の朝ご飯みたいで、旅館に長らく泊まってない私は、旅行気分を味わえてテンションアップ

 

瓢箪型の三段重には、1段目に和え物、2段目に酢の物、3段目に炊き合わせが入っていました。

もちろん、どれも上品で素敵なお料理ですが、個人的には、お茄子とお味噌がとっても美味しくて、印象に残りましたラブ

 

八寸(瓢亭玉子と季節の取肴)

枝豆や、木の芽が入って涼し気なお寿司が盛り付けられていて、

中でも、やっぱり綺麗な瓢亭玉子が目をひきます爆笑

これが、ずっと食べたかった玉子ラブ

黄身がトロトロで、本当に綺麗キラキラ

そして、想像通り、とっても美味しい照れラブラブラブラブラブラブ幸せDASH!

 

京都らしいお味と色のお豆腐と海苔の温かい汁物。

 

 

別館では、鮎の塩焼きは、別料金となりますが、頂くことはできます。

ネットで要予約になっていましたが、当日お願いすることができました。

個人的には、これが一押し❗️でした爆  笑ラブラブ

 

大きさは小さめですが、焼加減も、お塩の加減も何もかもがいい塩梅で、絶妙爆笑飛び出すハートさすがです。元々そんなに川魚は食べない方ですが、鮎をこんなに美味しいと思って頂くことは、なかったかもはてなマーク美味しい〰️ラブラブ

私は蓼酢を付けて頂きましたが、そのままでも美味しいかと思います。これは、追加する価値ありです。

 

そして、メインの朝粥。食べる時間に合わせて炊き上げて下さってるそうですびっくり

 

熱々の器に入ったお粥をお茶碗にとって、右奥の器に入った餡をかけていただきます。出汁と醤油で調えた葛餡なのだそう。

 

餡は少なそうにみえるかもしれませんが、結構入ってます。私的には、たっぷりかけて頂くのがお勧めです。

万が一、餡がなくなっても(笑)、こちらのお漬物が美味しくて、全てしっかりお味が付いているので、餡なしでも美味しくいただけます。

ご飯も沢山入っていて、食べきると、お腹いっぱいです照れDASH!

 

 

因みに、本店の朝がゆが6,957円で、別館の朝がゆが4,840円で、

2,000円もの違いがあるのは、何はてなマーク・・・と疑問に思った連れが、お会計の時に、勇気を持って(笑)聞いてみたらしいです。

鮎が元々付いてたり、場所(座敷)等の諸々の差だそう・・・(笑)

本当にちゃんと聞いてきたのかむかっと、思いまいましたが…

まぁそんな感じらしいです(笑)

 

因みにお土産もいただくことができるみたいです。

 

 

上のクラウドファンディングの文章の中にも、山縣有朋も通われていたとあった様に瓢亭さんの近くに、山縣有朋さんの別邸の「無鄰菴」があり、素敵なお庭を見ることができます。

無鄰菴会議が行われた洋館2階の間や、

日本庭園 名勝無鄰菴

お写真は、数年前に訪れた時のものですが、素敵な場所です照れ

 

 

瓢亭さんの私の席の後ろに、南禅寺さんの山門のレプリカがあって、せっかくなので、今回は南禅寺に。

ブラブラ歩いて行きましたが、15分もかかりませんでした。

やっぱり大きくて存在感があります。緑も綺麗キラキラ

 

こちらは、宮内庁の敷地のようですが、粟田山稜とありました。

静かで、綺麗な場所です照れ音譜

 

水路閣があり、木が生い茂っているためか、水が流れているせいか、こんな猛暑の中でも涼しいおねがい

 

とってもいい雰囲気です照れラブラブ

 

 

そして、南禅寺さんから地下鉄の駅に行く道には、

「ねじりまんぽ」というねじりのあるトンネルがあったり、他にも見所が沢山です。

 

「暑い夏は体力が消耗しがちですので、朝からしっかりと食べて胃腸を整えることは大切です。瓢亭玉子や季節のお料理、鮎塩焼き、そして熱々のおかゆさんを召し上がっていただき、心地よく1日のスタートをきって頂けますと幸いです」

と、いう言葉が瓢亭さんのHPに載せられていましたが、まさにそんな朝を体験させていただきました。

ご馳走様でした照れラブラブ

 



本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。