素朴だけど、綺麗なお菓子ですよねー置いてみえる和菓子も、お店も、とても綺麗です
今日は、こちらの、私の特別な和菓子のお店、京都祇園にある「白」さんについて。
花見小路通などから路地を少し入ったところにあります。
もう何年前になるか分かりませんが、こちらの場所は、「鍵善良房」さんのお干菓子の専門店があった場所で、「お店変わったんだ」と、何気に入ってみたのがきっかけだったと思います。
「ZEN CAFE」の方は、もちろんこちらの建物のすぐお隣(のお隣(笑))でされていて、人気のカフェです。
「むしやないと和菓子のお店」とありますが、ちょっとした食事と和菓子、お茶を扱ってみえます。
関西の方はご存知かもしれませんが、私は最初、”むしやない”ってなんだろうって思ってました。むしやない(虫養ない)とは、腹の虫に食物を与える意で、軽く小腹を満たすことや、またその食事のことを指し、西日本で使われるとありました。京都の方言で、間食の軽い食べ物のことをいうみたいです。れんこん菓子の「西湖」でも有名な京都の和久傳さんにも「むしやない」というメニューがあるそうですよ。
小段をあがりドアをあけると、窓から陽が差し込む明るい空間となっています。
私達が目にする所に余分な物は何もなく、商品やお花等もシンプルでおしゃれに飾られていて、とても落ち着くお店です。
お店は、11時からで、私達は、開店から20分程に伺いましたが、すでに田舟は売切れていました
ご予約の方が多かったみたいです。残念、予約しておけばよかった
お茶と一緒にお出しいただいたお菓子。ドライトマト(赤茄子とはトマトのこと)をチョコレイトでコーティングした「真朱(しんしゅ)」というお菓子は、美味しくて以前にも自分用に買って帰ったことがあるくらいです。干して色も甘みもギュッと濃くなったトマトがチョコとよく合います。赤と黒のコントラストも綺麗で、可愛いですよね変に作られた甘さではない、自然の美味しさです
こちらは、むしやないのお品。
この日は、日曜日だったので、残念ながらむしやないは作られてませんでした。
綺麗で上品なおかみさんとお茶をいただきながら、少しお話を伺って・・・
楽しい買い物時間でした。
あとは、お家に帰って、今日買った木の芽もちを、ゆっくりお茶といただくのみ
こんな可愛い木のお箱の中に
木の芽をのせ、葉で巻かれたまあるい木の芽もちが3つ。
本当に、この時季にぴったりの、綺麗な緑色が目をひくお菓子です。木の芽餅は、初めて頂いたので、割った時に中の木の芽餡の鮮やかな緑にびっくり
まさに山椒の新芽である、木の芽の綺麗な緑色。涼やかですよね。
道明寺粉のお餅はつぶつぶもちもちで、山椒のお味がしっかりと分かる餡。私は、どちらかと言うと、小豆の餡の方が好きですが、連れは山椒好きなので、2個ペロッと食べてました(笑)
大阪で有名な「森のおはぎ」さんでも"木の芽味噌雑穀もち"というおはぎを晩春限定で出されていて、木の芽を使った和菓子というのは、人気なんでしょうね。
こちらのお店、白さんは、おはぎでもとても有名なお店でした。雑誌やマツコのテレビなどでも紹介されていたので、ご存知の方も多いかと思います。
でも、このおはぎ販売されなくなって、もう2年程になられるみたいです。先日お伺いした時に聞いてみたら、やはり現在もおはぎの販売はお休みされていて、未だ予定は分からないということでした…なぜかは聞けなかったですけどでも、やめられたわけではないとのこと
希望ありです
私は、最初に伺った時に頂いて以来、こちらのおはぎが大好きでした本当に艶々と、瑞々しくて柔らかくて、上品なお味で…お洒落な見た目もあり、手土産にも喜ばれました
もうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、私のブログのアイコンは、こちらのおはぎです。
以前(と言っても、最後でも2年以上前)にいただいた時に撮っていたものです
以前販売されていた時も、人気でなかなか手に入らなかったので、再開されたとしてもすぐには食べられないかもしれませんが、でも、またいつか食べたいなぁとずっと思って、白さんのおはぎをアイコンにしてブログを始めることにしました。
…「昨日、何食べた」的に、ただ徒然と書き綴っているだけですが、読んでくださったり、「いいね」をくださったり、ありがとうございます。励みになります
いつか、このブログにも白さんのおはぎの事が書けるように、(完全な片想いですけど(笑))それまで頑張って続けようと思ってますので、これからもお付き合いよろしくお願いします

本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。