奈良と言えば柿の葉寿司が夕方ですが、先日行った吉野もやはり主な伝承地域だけあって、柿の葉すしのお店がたくさんあります。
ゐざさ、たなか、ヤマト、平宗、大滝茶屋、ひょうたろう、たつみ、醍予、やっこ、にしや、などなど
どこがいいのか、お店によってそんなにお味が違うのか
私はひょうたろうさんの柿の葉すしを買うのですが、せっかくなので、もう一つは別のお店で…と思って、柿の葉寿司の食べ比べされてる方の記事を読んで、なんとなく、やっこさんでいただいてみることに。
ひょうたろうさんは、黒門堂から少し進んだ先にある人気店です。予約だけして、帰りにもらう事(お支払は受取時)もできます。夕方に見たら売り切れになっていたので、やっぱり先に予約しておいて良かったです。
吉野杉の木箱に入って、鯖8個入 1,100円
大正時代創業のやっこさんは、金峯山寺蔵王堂前にあり、お店で、麺とセットになった柿の葉寿司等も頂くことができます。
こちらの箱入鯖7個入 1,100円
大きさや形は同じくらい。どちらのお店も鯖が脂がのって艶々してます。やっこさんの方が塩気が効いているお味でした
ひょうたろうさんでは、「作って2、3日でもふっくらとしたすし飯で、"翌日が1番美味しい"」とうたってみえますが、確かに翌日、それも朝よりお昼にいただいたときの方が味が馴染んでて、塩気がまろやかになって美味しかったです
普段頂いてる馴染みのブランドの柿の葉寿司より、保存の観点からか、当日食べた際しっかり塩味がきいてるように感じました。(きちんと調べてないので、あくまでも個人的感想)
私は、吉野の葛そうめんと一緒にいただきました。葛そうめんは、記載された時間通りゆがきましたが、しっかりした歯応え、さっぱりと喉越しのよいおそうめんで、柿の葉寿司とよく合います
柿の葉寿司の柿の葉は、季節によって使う葉も違うらしく、紅葉の頃に来たらまた彩り綺麗な柿の葉寿司を味わえるかもしれないです
因みに山の辺さんのオンラインショップの画像には、こんなカラフルな柿の葉寿司が載っています。箱を開けてこんな綺麗な色合いの柿の葉寿司が入ってたら、嬉しいです。一度、食べてみたいなぁ
ちなみに、柿の葉たなかさんは、期間限定の柿の葉すしというのも出ます。
こちらは、3、4月と販売されていた、山菜を混ぜたすし飯の上に甘辛ちりめん山椒をトッピングした「山菜柿の葉すし」(100円)。
あっさりした山菜のご飯に、しっかり味付けされた山椒のきいたちりめんじゃこがよく合います。柿の葉寿司と言えば、魚のイメージが強い私には、斬新でしたが、来季に販売されたらまたいただきたいなぁと思うお味でした
同じくたなかさんのさば130円とさけ160円。こちらを焼く
冬におすずめ「炙り柿の葉すし」と、
たなかさんのHPに載っていたので、冬ではないですが、美味しそうなので挑戦
柿の葉に包んだまま、オーブントースターで5分。柿の葉の表面がパリッと焦げてきたら取り出して、柿の葉を取って頂く。
見て下さい‼️この脂。お魚のうまみが柔らかくなったご飯に染みて本当に美味しいです
これは冬でなくても、一年中いける。お酒のあてにもいいのではないかしら
鯖も鮭もどちらも美味しかったし、好みの問題ですが、どちらかと言えば、私は脂が多いさばの方がより炙り柿の葉寿司を楽しめるのではないかと…
柿の葉寿司も様々あって、また食べ方も色々楽しめるのですねー。
人数がいたら、食べ比べも面白いですし、この行楽シーズン、お弁当に持ってお出かけするのにもいいですよね
ところで、吉野には、吉野葛、お酒や奈良漬等のお土産が多くありますが、私は林とうふ店さんのざる豆腐(税込450円)がお勧めです。しっかりしたお豆腐で、甘みがあり、こくが感じられます。こちらのお店、なんと、保冷剤代わりに凍ったおからの袋をいれてくれるんですよ
お料理にも使えるし、なんてSDGsな（笑）毎日食卓に出して、帰ってからも吉野を満喫できました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。