いなり寿司
いなり寿司は江戸時代末期に書かれた「守貞謾稿(もりさだまんこう)」(江戸時代の後期の三都(江戸、大阪、京都)の風俗や事物を説明したいわゆる百科事典のようなもの)に登場しているのが最初みたいです。
この守貞謾稿は、大阪に住んでいた著者が江戸に移り住み、事物風俗があまりにも違うのに驚いて、得意とした写生も交えて稿を重ね、なんと約30年にわたり、全35巻に及ぶ類書となったそうです。
すごい努力家ですねー
ここに当時から安価で人気の食べ物であった事が書かれているそうです。
最近は、見た目も綺麗な高級いなりも沢山ありますが、元々いなりはお手頃で美味しいもの✨✨✨
私は普段豆狸さんのいなり寿司をよくいただきます。
それもわさびいなり。元々甘いいなりがあまり好きではなかった私ですが、こちらのわさびいなりがきっかけでいなり寿司を食べ始めました。うどんと一緒にお昼ご飯に食べたり、朝ごはんににゅうめんに添えたり、お弁当に持って行ったりと万能ご飯です。
わさび?って意外と思うかもしれませんが、元々江戸時代、いなりすしはわさび醤油で食べられていたみたいです。(もちろん、これには理由があるのですが)
なので、稲荷寿司にわさびは合わないはずがない(笑)豆狸さんで並んでいる時も、わさびを買われる方多いように思います。
甘いだけのいなりではなく、わさびの風味がしっかり効いてて、でも、まろやか。あまりにも美味しいので、沢山食べたい❗️と、自分で作れないかとググったり、原材料のを参考に葉わさび(花わさびは手に入らないので)やマヨネーズがミソなのではないかと色々入れてトライしてみましたが、私の腕前では、「あの価格であの味はムリ〰️(笑)
そして、なにより、わさびいなりの揚げのあの薄くて滑らかな感じの揚げが市販では見当たらない⤵︎⤵︎⤵︎
大阪梅田で買われる方に朗報なのですが、阪神百貨店に3/18から豆狸さんがオープン。
まだあまり知らない方も多いのか、時間によっては並ばずに買えます。お仕事帰りなどホント助かる
阪神百貨店の店舗限定のいなりは、お写真の「虎カツいなり」です。
お値段だけあってボリューミーでした。小袋の中濃のカゴメソースをかけていただきます。
虎柄に見立てた縞模様の油揚げに入った見た目も可愛いいいなりで、縁起も良さそう(笑)タイガースファンの方はもちろん、お子様のお弁当にもピッタリかも
今の時期の季節いなりは桜いなり(税込216円)と
筍いなり(税込184円)でした。
桜いなりには中に桜エビが入っていて、食感にアクセントあり、目にも春らしいお稲荷さんで、これを持ってお花見🌸なんて気分も上がって素敵かも
筍いなりは味付けされた筍がぎっしり入ってて、ごま油のせいもあってか、ちょっと中華な感じ?もした、しっかりしたお味のおいなりさんでした。 わさびいなりは税込98円なので、季節いなりは比べると少しお値段ははりますが、少し大きさも大きいのですよねー。
お写真の様に、それぞれのいなりのご飯に合う様にお揚げさんも変えてみえるみたいなので、味わいも変わって沢山食べられてしまうのかも。
そして、色々いただいた結果、やっぱり私はわさびいなりが1番‼️でした
最後までお読みいただきありがとうございました。
一種の類書として書かれた『守貞謾稿』に初めていなり寿司が登場しました。当時から安価で美味しく、庶民に愛庶民に愛される味で、手軽な食べ物として人気を博