牡丹餅
今日はお彼岸。
ぼたもちとおはぎの違いを、私は数年前まで知らなかったのですが、実は同じということでした。
諸説では大きさ(大きい、小さい)、形(丸型、俵型)、お米(もち米とうるち米)、お餅のつき方(お餅になるまでついたものと粒が残るもの)、餡(こしあんと粒あん)等とかの違いとかあるそうですが、基本的には同じものみたいです。
※( )内の前者がほたもち、後者がおはぎ
春のお彼岸の頃に咲く牡丹の花に見立てて「牡丹餅」、秋のお彼岸の頃には萩の花が咲くので「御萩」となったそうです。そして、この他にも夏の夜船(よふね)や冬の北窓(きたまど)なんてものもあるそうなんです!(◎_◎;)
この時期は沢山のお店からぼた餅が出てますが、
今年はたねやさんの牡丹餅をいただきました。
(2個入り 476円 日保ち 1日)
古来より、日本では赤は魔除けの効果があるとされていて、赤い小豆は祭事に用いられてきたそうです。
牡丹も赤い色が綺麗なお花ですよね。関係あるかどうか分かりませんが、今回のたねやさんの牡丹餅の箱も綺麗な赤いお箱でした。
そして、中を開けると牡丹餅と言う名前に相応しく大きな牡丹餅が2つ入ってました。
たねやさんの牡丹餅は、地元近江のお米に十穀をあわせてみえるそうです。
きな粉も別添えで食べる際に自分でかけて頂くようになっているので、芳ばしくて、水分を吸ってベタベタしているなんて事もありません。十穀もあってか、お米の粒々の歯応えもしっかりあって、餡はみずみずしくて、安定の美味しさでした。
残念ながら、たねやさんの牡丹餅はお彼岸の数日間の季節限定販売ですので、次は秋。
秋のおはぎも楽しみです。