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虎屋
室町時代後期に京都で創業され、
五世紀にわたり
和菓子屋を営んでこられた「とらや」さん。
後陽成天皇の
御在位中(1586〜1611)から
御所の御用を勤めてみえます。
明治2年には
東京遷都にともない、
天皇にお供して、
東京にも進出されましたが、
この京都一条店は
少なくとも寛永5年(1628)より前から
お店を構えていたことがわかっているそうです。
京都御所に行った帰り、
すぐそばにあるこちらの
「虎屋菓寮 京都一条店」の
素敵なテラス席で
あつあつの白味噌の
お雑煮をいただいてきました。
その帰りにお土産にいただいたのが、
この時季ならではの
ふたつのお菓子。
諸説あるみたいですが、虎屋さんによると、
『花びら餅』は、
宮中の正月の行事食、「菱葩(ひしはなびら)」
を原形とする味噌餡仕立てのお菓子。
菱葩とは、円い餅に小豆色の菱形の餅を重ね、
中央に甘く煮た牛蒡(ごぼう)と
白味噌を置いて、二つに折ったものです。
鏡餅や大根、押し鮎(塩漬けした鮎)など、
かたいものを食べて長寿を願う
「歯固(はがため)」という行事に
由来するともいわれています。
餅は望月(もちづき、満月)の
「望」に通じることから円満の象徴であり、
牛蒡は押し鮎の見立てとされ、
地中深く根をはることから
家の安泰を願う意味が込められているそうです。
とらやさんでは、
元禄3年(1690)に、
菱葩を御所にお納めした記録が
残っているのだとか。
花びら餅
小豆色の菱餅は
小豆の煮汁で染められているそうで、
ふっくらしたお餅から
綺麗な桃色が薄く透けてみえます。
柔らかい求肥に、滑らかな白味噌、
食感のある牛蒡の蜜煮。
京都の新春のお味です。
そして、こちらもこの時季限定の
酒饅頭。
かたくなりやすいらしく、
蒸し直してお召しあがりくださいとありますが、
焼いていただいても
香ばしさが楽しめたそうです。
虎屋饅頭(御膳餡入) 税込432円
(赤坂店では60g(税込562円)のみ)
とらやさんでは
種々工夫を加えた独特の酒饅頭として
代々受け継がれてきたそうです。
精米と麹を使い、
長時間かけて元種をつくるため、
コクのある独特の酒の香りを楽しめるもの。
ふっくらした皮の中には
たっぷりの餡。
蒸すと出来立てみたいに
香りがよくて、とっても美味しかったです。
初出年:明治39年(1906)
2025年11月1日~2026年3月15日
取扱い店舗
赤坂店、TORAYA GINZA、東京ミッドタウン店、
TORAYA TOKYO、新宿伊勢丹
京都一条店、虎屋菓寮京都一条店、
京後四條南座店、大丸京都店

本日も最後までお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。













