最近、メンタルについて相談をされることが増えている。
先日も、親友をはじめ、わたしの周りの頑張る女性陣から、立て続けに、
「実は、メンタルが不安定で悩んでいる」
という相談をされました。
しかも、それぞれの相談の内容が、びっくりするくらい似ていて、
最近の頑張るミドサー女子たちは、
自分の責任をしっかりまっとうする裏で、
メンタルの悩みを抱えているのかな?と思ったりしました。
具体的な悩みの内容は、
・メンタルが不安定になってしまう
・感情の浮き沈みがひどい
・イライラが止まらない
・不安に沼ってしまう
・PMSなのか生理前にその症状がさらにひどくなる。
というもの。
心が不安定になってしまったり、
イライラや不安などの感情が暴走してしまうって、すごく辛いですよね。
わたしも、メンタルのことで悩んで苦しんだから、気持ちがわかる。
とくに、生理前にそういう症状があらわれるとか、
ひどくなるっていうのを聞くと、
普段必死で律しているけれど、
コントロールしきれなくなった本心のSOSが、症状となって現れているんじゃないかなぁ?っていう気がしてなりません。
だから、まずは、
「自分を労ってあげてね」
「自分の頑張りを、認めてあげてね」
そう伝えています。
さらに、わたしが彼女たちと話していて、
また過去の自分を振り返って思うのは、
感情が暴走したり、不安定になる時の大きな原因の一つとして、
自分の中に「抑圧」「否定」「見て見ぬふり」をしている感情がある
ということが挙げられると思う。
言い換えると、ポジティブでいようとしているがゆえ、
自分の中のネガティブな感情を、抑圧したり否定したり、蓋をして見て見ぬふりをしているのです。
自分の中の「怒り」「不安」「弱音」「悲しみ」「妬み」そういうネガティブな感情を「悪いもの」と扱って、
そんな感情を感じる自分は、ダメな人間なんだ。みたいにジャッジしている状態。
人によって、抑圧しがちな感情って違うけれど、
なんらかの感情をものすごい抑圧したり、否定したりしている。
だから、ホルモンが変動する心身がアンバランスになりやすいタイミングで、
普段、必死で抑圧してる感情がコントロールしきれなくなって、爆発、暴走しているように思えるのです。
そんなふうに悩んでいる親友や、過去の自分に、心から伝えたいのは、
どんな感情もあっていい。ということ。
どんな感情も感じていい。ということ。
怒ってもいいし、泣いてもいい
ということ。
「喜怒哀楽」があるのが、当たり前のことなのだから。
私たちは、つい、喜びはポジティブ、怒りはネガティブ、というようにジャッジをしてしまうけれど、
本来は、どの感情にも優劣はない。
例えるなら、赤・青・黄、色の違いみたいなもので。
だから、自分が感じるネガティブな感情を否定する必要も、
ネガティブな感情を感じた自分をジャッジする必要もないのです。
感情って不思議なもので、ちゃんと感じきってあげれば、落ち着いて、
自然と「元気」な自分に戻れるもの。
だから、どんな感情も抑圧せず、
どんな感情を感じる自分も否定せず、許してあげて欲しいのです。
今のわたしは、いつでも自分が感じることの味方でいるようにしています。
それができるようになって、安心感を感じられるようになって、心が落ち着いていきました。
怒りが湧いてきたら、怒る自分を否定するのではなく、
「うん、怒りが湧くよね。
こんな失礼な扱いされたら、怒るのも当然だよね。」
というように、まずは、自分が感じたことを全受容して、自分に共感するようにしています。
それは、感じた感情を、感じたままに周囲に撒き散らしたり、誰かにぶつけたりするということではありません。笑
まずは自分自身が、自分をわかってあげるということ。
ここで、親友(A子)に、すごくわかりやすいと言われた例え話をシェアします。
わたしは、彼女にこんなふうに言いました。
「例えば、わたしが弱音を吐いている時、A子はわたしに、弱音なんて吐いてたって仕方ないんだから、しっかりしなよ。弱音を吐いているくらいなら、とっとと行動して物事を前に進めるべきだ、なんて言わないじゃん。
なのに、なんで自分にはそれをするの?
A子は、わたしが弱音を吐いている時いつも、共感して、励ましてくれたり、少し心を休めなよって言ってくれるよね?
自分に対してもそんな風に、親友であるかのように扱ってあげて。」
このように伝えると、A子は、
「自分のことを親友のように扱うって考えたら、すごい腑に落ちた。
自分を大事にするっていう意味がわかったわー。」
と言ってくれました。
親友が怒っていたら、共感すると思いませんか?
むしろ、親友が誰かに失礼な扱いをされていたら、それを聞いたあなたも親友以上に怒りが湧いてきたりしませんか?
怒るなんて大人気ないことやめなよ。怒ってるなんてみっともないよ。
そんな冷たいことは言わないはず。
親友が泣いていたら、
気が済むまで泣いていいよと、そばで肩をさするはず。
そんな風に、自分に対しても、
怒りが湧いても、弱音を吐いても、不安に陥っても、誰かを妬ましく思っても、
どんなネガティブな感情も感じていいよって、許してあげて欲しいのです。
これをすると、心が本当に安心するんですよね。
自分の誰より近くにいる自分が、自分のどんな感情も否定したり抑圧したり、ジャッジしなくなると、
すごいホッとして、心が安らいで生きられるようになる。
そうすると、自ずと不安定だった心が落ち着いてくる。
情を抑圧したり、否定したりするのをやめると、
爆発して表に出てくる必要がなくなるから、だんだん感情の暴走が落ち着いてくるのです。
だから、
怒ってもいいし、泣いてもいい。
自分が感じるどんな感情も、やさしく全受容して、
親友にするように、自分に声がけしてあげて欲しいのです。
自分が自分の、最高の味方であれるように♡
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