なにかをやってみたい!とか、

こんな風になりたい!という理想があった時、

 

「でも、私は○○苦手だし」

「でも、私は○○の素質ないし」

 

って、諦めそうになったら、

待ったをかけて欲しいのです。

 

本当は素質があるのに、

そうじゃないと思い込んでいませんか?

 

先日、ジムで友人が

「あなたって本当に運動神経がいいよね」と

褒めてくれた時、

こんなことを思い出したのです。

 

 

私は、小さい時、

運動が大の苦手で、大嫌いでした。

 

幼稚園の運動会で徒競走をするといつもビリでした。それも、断トツビリ。毎回必ず。

 

それが強烈なトラウマで、

運動にものすごい苦手意識があり、

自分には運動神経が皆無だと思って生きていました。

 

でもそれは、実は違っていて...

 

私は、そもそもが小柄なうえに、

エイプリルフール(4月1日)生まれで、

学年で一番年下でした。

 

なので身体は圧倒的に小さいし、

生育も一番遅かったのです。

幼児期の数か月の差って、とても大きいんですよね。

 

だから、私の運動神経の有無にかかわらず、

他の子どもたちに比べて運動で劣ってしまうのは、当然のことだった。

 

しかも、徒競走に関しては、

 

「ヨーイドン!のピストルの音が怖すぎて、うしろに後ずさりして、先生に背中を押されてやっと前に走りだしていた」

 

と、大人になってから両親から聞きました。

 

そりゃ、ビリですよ。笑

 

でも、小さい頃は自分の置かれている状況などはわからないので

 

「自分は周りと比べて運動ができない」

「自分は運動神経が悪い」

 

というシンプルな認識だけが、自分の中に強く刷り込まれました。

 

 

けれど、冷静に思い返してみると...

 

中学で無理やり入部させられた運動部で活躍できていたり、

 

中学の後半くらいからリレーの選手に選ばれるようになったり、

 

大人になって始めた格闘技でめちゃくちゃ上達が早かったり、

 

多分、私、運動神経良かったんです。笑

 

けれど、ずーっと自分は運動が苦手だと思って生きたせいで、そういった成功体験があってすら、「自分は運動神経が悪い」という認識は変わりませんでした。

 

 

たまたま自分の置かれた状況や環境が理由で、

「周りと比べて運動ができない」という認識とトラウマが強烈に刷り込まれてしまった。

 

成功体験があってすら、その強い認識は変わることがなかった。

 

でも、本当は私の中には「運動の素質」はあったのです。

 

 

こういうことって、結構あると思うんですよね。

 

本当は、その素質を持っているのに、たまたま置かれた状況や環境などの、外的な要因によって、

 

「私にはその素質がない」

 

思い込んでしまっていることって。

 

だから、

なにかをやってみたい!とか、

こんな風になりたい!という理想があった時、

 

「でも、私は○○苦手だし」

「でも、私は○○の素質ないし」

 

って、諦めそうになったら、その認識を疑ってみてほしいのです。

 

本当はあなたの中に「ある」素質を、

あなたが「無い」と認識しているだけかもしれない。

 

そんな風に誤認識したまま何かを諦めたり、

踏みとどまってしまうのは、

もったいなさすぎる。

 

そんな時は、その「素質」があなたにあるものと仮定して、一歩を踏み出そう。

 

人前で話す素質があるとしたら?

人気者になる素質があるとしたら?

人を惹きつける素質があるとしたら?

人を引っ張る素質があるとしたら?

 

あなたがないことにしたその素敵な「素質」を思い出して、取り戻して、

本来のあなたらしく輝けることを願っています♪

 

それでは、Have a good one ;)