チューリップテーマ:「心の許容範囲」を広げる方法

 

私の夫はアメリカ人で、今私たちはアメリカに住んでいる。


夫とは日本で出逢い、しばらく日本で生活をしていた。

 

日本で暮らしていた時、夫のちょっとした行動に「え???」ってなる時があって、「変わっている」とか「困るなー」とジャッジしていたことがあった。

 

いくつか例えを上げると、、、

 

ゴミの分別が何度言ってもできないとか(笑)

 

犬の散歩にお散歩バッグを持っていかず、

ビニールだけポッケに入れて散歩に行き、

公園のゴミ箱に💩を捨ててきちゃう、とか(笑)

 

いつも太っ腹なのに、有料駐車場を嫌がり、

駐車料金にだけやたらケチとか(笑) etc...

 

ちょっとしたことだけど、

ガサツなところあるよなーとか、

変なところケチやな、とか思っていた。

 

のですが!!!

 

アメリカに移住してみると、主人の行動に、

「なるほどねー、だからそうしてたのね。」

と思う瞬間の連続だったのです。

 

なぜなら、、、

 

アメリカでは、日本のように細かいゴミの分別をしません。基本的に、普通ゴミとリサイクルしかないから、私が「プラはここ」「紙ごみはここ」とかあれこれ言っても、訳がわからなかったのも納得。

 

犬のお散歩に関しても、私が住んでいるところの周辺には、ワンちゃんの💩をとる用の袋がいたるところに設置してあります。



それを使ってとった💩を、公園のゴミ箱にポイっと捨てるのが普通。

 

それに、アメリカでは駐車料金を払うことが、ほぼない。各施設に巨大な駐車場があるし、基本道路のわきは駐車スペース。

今や、私自身も、駐車料金を払うなんてもったいない!と感じている。

 

つまり、彼のとっていた行動は、彼にとってはごく「普通」の「当たり前」のこと。

 

私が無意識に自分の「普通」や「当たり前」のフィルター越しに、「変なのー」ってジャッジしていたんだなーと気づかされたのです。

 

こういうことって、日常に転がっていると思いませんか?

 

自分にとっての、「普通」や「当たり前」は、

「自分が生きてきた道のり」の中での「普通」や「当たり前」でしかない。

 

自分にとって、「え??」「ありえない!」と思える事も、「その人の生きてきた道のり」を少し覗いてみる優しさを持てば、「なるほどね。」って、理解できることはたくさんあるのかもしれません。

 

そうすることで、心の許容範囲がぐっと広がって、自分にも、相手にも、心地よい生き方ができるのだと思うのです。

 

それでは、Have a good one ;)