最近よく友人の家に招かれることがあり人の家っていう馴れぬ空間で一晩過ごすことがあった。
まず、基本的にわたしが人の家に泊まるときなんてのは泥酔していることが多く、世間一般で言われる茶菓子なんてものは出てこない。もっぱら家にあがるなり焼酎、又は麦酒が出てくるのが常である。
そしてゆるゆる酒を飲むときもあれば痛飲して次の日死にかけ、みたいなときもある。
普段は知らないところではあまり寝れないわたしでありますが、酒が入ると話が違う。 その日は寝付きは悪くも就寝、そんでもって朝という当たり前のパターンに身を委ねて起きる。
だいたいにおいてわたしの周りというのはバンドをやってるものが多い。となればバンドマンでサラリーマンをやってるものも少なく、今世間はゴールデンウィークであるのにも関わらず朝忙しそうな音を立てて皆が出掛けていく。
先日わたしが泊まった友人というのもフリーターなどではないもののサービス業なもので朝出掛けていく。鍵はポストによろしく、なんてなことをわたしに告げて出ていく。
ということはわたし他人の家で１人である。
部屋を見渡してみると中々居心地がよい場合もあれば、大変に散らかりすぐにでも帰りたく場合もある。
その流れでいくと私の家、これは中々居心地良い。と言っても自分の家であるからそれは当たり前の話ではあるのだけども、散らかってはいるものの、家で飯をあつらえないので食べかすがリビングに散乱ということもないし、風呂もトイレも使うには快適なもんだし、ははは、やるなぁおれ、なんて帰宅して愕然。昨日飲んでそのままにしといたコーヒーが倒れて床がコーヒーまみれ。
前日の酒と友人との徹夜での雑談ですぐにでもシャワーを浴びて寝たいおれ、フローリング用のシートとファブリーズ、鬼のような形相で、南無。