2010だったと記憶します。2011年やったかな??とにかくぼくが19か二十歳くらいのころ。
とあるライブハウスでとかく楽しい夜がありました。このまま夜が終わらなければいいのに、と何度も何度も思いました。
自分が幸せの絶頂にいるように感じられました。
世界はひょっとすれば私を中心に回っているのではないか、とすら。
わたしはこの感情を忘れてはならないと思い、曲を書きました。
恐らく芸術というのはそういうもんなのだと思います。
自分の溢れんばかりの思いを形に残す作業なのではないか、と。
そこの思い出どうこうではなく、その作品の疑似体験をその作品に触れた人間が体験出来れば、作品を作った人達の感情は永遠に行き続けることでしょう。
それはどんな美人の綺麗言よりも、どんだけ金を積んで得た快楽なんかよりも、自分の中に行き続けるでしょう。
私はロックンロールをつくっています。
もっと広く言えば、音楽を作っています。
どうだ、おれ。納得しろ。明日は仕事やぜ。
十分じゃないか。 あとなにがいるよ??