はじめて出ました!!!
チョコ細工!!
¥20,000 でしたが、お買い上げいただきました。
ありがとうございます!!!
お客様のご要望から、撮影用にと念のため用意したのですが、ご購入していただきました。(もし残っても見本でおいておけばいいやって思って作りました)
金額も半端じゃないけど、サイズもびっくり500MLのペットボトルの高さです。
すべてチョコレート製。いわゆるピエスモンテなんでしょうか?
原価もかかってしまい、この価格になってしまいました。
ただ、人間の頭のような重量物を上に乗せる場合、生クリームでは出来ないのです・・・(崩れてしまうので)
製作は4日でした。
もちろん本来のご予約である、立体デコも別に作成しております。
工程が多く、各パーツを作ってはくっつけ、くっつけては調整し、色をつけて、くっつけ・・・みたいな
ピエスの経験がある方なら、なんとなくお分かりかと思います。
下記の通りでした
頭のパーツです。
この時点で表情も作ります。ほほの上がり具合等ですね。
ちなみに、首が細くお持ち帰りする場合、強度に不安があったため、中は中空で作成しました。
3つの球体を作って、削ってくっつけて・・・表面はモデラージュ(もしくはモデリング)でちまちまと・・・気温が低いので、固まる速度が速く、非常に苦戦させられてしまいました。(額の凹凸は戦いの痕跡です。)
一気に飛ばしてしまいました。
実は4日で作成しなければならない中、土日があったので、写真を撮りませんでした。
髪をつけているところですね。
くっつけるには、壊れないために順番があって、胴体に首をつけて固めて、モデラージュで整え、その後、頭をつける。(つけるときは、上下左右奥行きすべてを調整してから・・・間違えると3Dだけに違和感が・・・)
無事くっついていることを確認してから、境目を再度モデラージュで整え、全体のバランスを見て首筋や、鎖骨の流れを作って、肩の位置や向きを調整。
そこまで出来たら、チョコレート用色素の拭きつけ。色調調整をしたものを、エアブラシで、自然な陰影をつけて、ほほや唇にはいやらしくない程度の赤みをさす。
その後、服を作り、カバーして、固まらないうちに洋服の自然なしわをつけて・・・
髪の毛へ(上の写真です。)
書いていても微妙ですが、半端ではない時間を要します。
出来れば、2週間前くらいにご注文ください。
今後の見本用に、時間を見て何か作っておきたいと思います。
ご購入いただいたお客様。本当にありがとうございました。
仕事でこの技術を使うことはないと思っていたので、正直うれしかったです。
食べてもよし、飾っても良しのチョコ細工。暖房などに当たらなければ、通常のチョコレート同様、常温保管が可能です。
金額はサイズや工程によります。小さくても工程が多いものは手間代がかかってしまいます。また、色の種類が多いものも同じように、工程がかかってしまいます。