MOTOは、4歳半まで一人っ子だったから、
FUMIが生まれてお兄ちゃんになった時、嬉しいのは嬉しいけど、
どうして良いのかわからないし、今まで自由気ままに遊んでいたのが、
「危ないから、それしちゃダメ。FUMIが怪我しちゃう」
「FUMIが起きるから静かにしなさい」って怒られるし、
赤ちゃんのFUMIはギャンギャン泣くだけで遊び相手にならないし、
弟なんてつまんない!って怒ってた。
もう2年半以上経つのに、Hinaが生まれる直前まで似たような感じだった。
「今度の赤ちゃん、女の子だったらいっぱい可愛がってやるんだ」って、
「男はつまんない。弟二人もいらないもん」って言ってたから、
Hinaが生まれて、待望の妹ですごく喜んだ。
でも、Hinaとママが退院してきて、婆ちゃんが帰ってしまった後、
FUMIの面倒見ててとか、ママの手伝いを少し頼んだだけで、
「え~~!はぁあ~~
」って不服そうに毎回言って、
「なんでオレ~~」って文句ばかり。
そんなMOTO。
春休み中、何処にも行けず、退屈していたのもあったんだろうけど、
気がつくとFUMIと仲良く遊んでる瞬間があったり、
ママがトイレに行ってる間にHinaが泣きだしたら「ヨシヨシ」ってしたり。
少しずつお兄ちゃんらしさが板に付いてきたなぁと思ったら、
トイレに行きたいとFUMIが言いだした時、ママがHinaの相手をしていてムリで、
「補助便座乗せて、踏み台を横に置いて、トイレへ連れて行って」と頼んだら、
お兄ちゃんらしい用事を言いつけられたのが嬉しかったのか、
「よっし。FUMI、兄ちゃんがトイレ連れってやるからなぁ~」って、連れていってくれた。
もちろん、ズボンやオムツを脱がすのは、Hinaを片手に抱いて、ママがしたけど、
「しまじろうもトイレに連れて行くの?FUMI、しっかりココ持ってゆっくり上がって」
「シッコ出た?もう無い?じゃ、ゆっくり降りて、お水ジャーして、シールペッタン!」って、
トイレから出てくるまで、全部MOTOがFUMIの面倒を見てくれた。
お兄ちゃん、よく頑張りました。ありがとう!
次の日も、ママが熱を出して寝込んじゃったから、
MOTOがFUMIを同じようにトイレに連れて行ってくれて、助かりました。
今さらなんだけど、一人っ子気質がなかなか抜けない子だと思ってたけど、
MOTOはしっかりお兄ちゃんなんだなと気付かされました。
