MOTOは滅多に学校の話をしません。
でも、昨日は帰って来るなり「今日の体育は大変だった~」と少々興奮気味。
「いっぱい走らされて大変だったのかなぁ~?」くらいの気持ちで、
「何が大変だったん?」と聞き返したら、
「50m走で、みんな順番に走ったんやけど、オレの後の後くらいに走った女の子がな、
思いっきり転けて、顔すりむいて口の中砂だらけになってしもたねん。
男やったら別に良いけど、女の子やから可哀想やなぁって思ってな~。
保健係さんが保健室へついていってあげてたけど、痛そうやった~」
と、自分ではなくて、クラスメイトの女の子が転んじゃって大変だった話でした。
一年生の頃、よそのママから、
「●君がみんなをいじめるらしくて、クラスで揉めてるらしいよ。MOTOくんもやられたらしい」と話を聞いて、
全然何も言わなかったから、MOTOはあんまり気にしてないんだろうなぁと思いながら、
「●君何か意地悪したって聞いたけど、MOTOは●君と仲良しだったっけ?」と話をふったら、
「あ~、●は意地悪なんや~。オレも時々意地悪言われる。あいつしつこいんよなぁ~」って、
軽く流しちゃうくらい、自分が意地悪されてても、あんまり気にもせず・・・。
そんな感じで、「イヤな事があっても、楽しい事があったらそれで良いや」って楽天的で、
今まで他人にあまり興味が無かったので、
新しいクラスになって、まだ名前も覚えてないような女の子が転んだ話を、
「痛そうだった、可哀想だった」って何度も言うMOTOに少々驚きました。
幼稚園時代にさんざん、「友達に意地悪するロクな奴じゃない」的に園から言われて、
他人の痛みも気持ちもわからない子なのかと落ち込んでいたから、
「ようやく他人の痛みとか、気持ちとかに目を向けられるようになったのかなぁ」って、
MOTOの精神的な成長を見た気がして、安心しました。
そういえば、この間テレビで、アンビリバボーとか、世界まるみえ、みたいな番組を見ていたら、
小さな女の子が難病で、たった5才で亡くなってしまったという話をしていて、
普段はドキュメンタリーっぽいのを見ても「ふ~ん」って感じでしか反応しないMOTOが、
涙を浮かべて「母ちゃん、あの子5才までしか生きられへんかったねんて」と鼻をすすってたっけ。
少しずつ、可哀想とか気の毒と、他人を思う気持ちが育ち始めたのかな。
精神的な成長がゆっくりなMOTOだけど、MOTOはMOTOなりに少しずつ何かを感じて成長してるんだね。

の先頭車両みたいだし、