中学校 | 絵本専門士こっころ 絵本のコト 時々 私のコト

子どもが、中学校に入学した時、

疑問に感じたこと、驚いたことがたくさんありました。

 

グローバル時代、

こんなに時代が変わっている(と感じる)のに、

小学校も中学校も、私の時と変わっていない・・

 

靴下の長さの指定、ノートの書き方のルール、

あげたらキリがないんだけど、

そんなこと本人に任せればいいのでは?

と思うことばかり。

 

子どもたちは、健気に大人のやり方に従い、

それが当たり前になっています。

そして、私もあんなに「え?」「は?」って思ったのに、

当たり前になっています(笑)

 

こちらの本、図書館で予約していて、

半年以上がたってようやく読めました。

 

麹町中のことも、工藤校長のことも

メディアで何度か読んだり、見たりして

とても興味を持っていました。

 

学校の「当たり前」をやめた。

工藤勇一

時事通信社

 

私が持った疑問は、

やはり当たり前に持つ疑問で、

同じような事案への改革がされていきます。

宿題、定期考査、固定担任制の廃止、

運動会は生徒主体なども。

 

ノートも取らなくてもいい。靴下問題も。

しかし、取らなくてもいいけど、

ノートの取り方(フレームワーク)の時間があったり、

制服や頭髪の指導は行わないけど、

道徳の授業を行ったり。ちゃんとしています。

 

「変える」ことは難しい。

大人になり、

「変える」ことがどれだけ大変か想像できます。

でも、工藤校長は変えていきます。

 

途中で、保護者や地域の話しも出てきますが、

私は、これらは単純に役員というだけであって、

保護者や地域の代表でも総意でもない

と思っています。

逆に、学校と慣れあい、

「変える」意識は遠いと思っています。

※私の個人的な考えです(学校の特色や地域性もあると思います)

 

なので、変えるためには、保護者や地域の力ではなく、

校長の力ありきだろうと思いました。