こんばんは~。yomi-nekoです
yomi-nekoの勤めている病院は、
長い坂の上。
山のふもとの緑の多いところです。
病院には、この前、出会った可愛いにゃんこの他に
親子にゃんこも住みついています。
建物の隙間で、くつろいでいる猫の姿が
窓から見ることが出来るのですが、
心が痛くなるくらい、
ガリガリに痩せています。
にゃんこ達が良く現れる場所の近くには、
「猫に餌を与えないでください」と、
張り紙がしています。
それでも、
たまにそこを覗くと、
猫缶が、こっそりと置いてあります。
にゃんこ達も人に慣れていて、
小さな子猫達が、
窓から覗く人たちをみつけて、
「にゃあ~」と、なきながら近寄ってきます。
窓は閉まっているので、声は聞こえないんですけどね。
大きな口を開けて、無防備に近づいてくるのです。
多分、入院患者さんがあげてるんだろうなぁ。
職員は立場的に、あげられないもんね。
こんな事に出会うたびに、
いろいろ考えてしまいます。
家に帰ってから、
相方に、にゃんこ達の事を話して、
「家に連れて帰りたくなっちゃった」と、話したら
「親子なんでしょ?引き離したら可哀想だよ。」と、
言われました。
にゃんこ達が、
幸せなのか、
不幸せなのか、
人間には解りません。
ご飯をあげてしまう事が、
良い事なのか、悪い事なのか、
いろいろな意見があると思います。
それでも、
にゃんこ達は、
毎日、一生懸命に生きているのですよね。
声が聞こえないほど、ぶ厚い窓の外で、
口を開けて近づいてきて、
yomi-nekoを見上げた子猫の目は、
キラキラと宝石のように綺麗でした。
ちょっと泣きそうになりました。