痛みの記憶 | 手作り雑貨 coccoloのブログ

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3人の作家が集まって、いろんな手作り雑貨を作っています♪

こんばんは~。yomi-nekoです猫の肉球


昨日は、相方が用事で晩御飯がいらないとの事で、

1日中、粘土をこねておりました。

夕飯も適当に済ませ、相方が帰って来てもほぼ無視にひひ

没頭して素敵な時間音譜を過ごしていたのですが。


悲劇は深夜訪れました。

※痛いのが苦手な方はここまでで止めたほうがいいかも~



あるものに穴を開けようと、ちいさな千枚通しで

くりくりと穴を開けておりました。

思ったより厚く、なかなか開かずにおりました。

自分で「危なっかしいなぁ」と思いながら作業をしていると、


するっ。


と手がすべり、


千枚通しが、手にぶっすりとビックリマーク


痛いと思うより、

手に食い込んだ千枚通しを

「ぐりゅ」と抜ける感触の気持ち悪さが先にきました。

結構、はいったのですよ。

でも、うまく血管をよけた様で、

抜いた千枚通しには、血が付いておらず

抜いた穴から、じんわりと血が出てきました。


「あちゃ~。やっちゃったよ汗

そんな気持ちでティッシュで血を押さえていると、

さ~っ、と血の気が引き、

心臓の鼓動が早くなりました。


「やばい。気持ち悪いショック!

あわてて横になりました。

相方は、とっくの昔に就寝していたので、

とりあえずしばらく横になってから、

手当てをしました。


yomi-nekoは、特別、傷に弱い方ではありません。

いえ、昨年までは、と、

言った方がいいかもしれません。


昨年の1月に、yomi-nekoは手術をしました。

お腹には13cm程の傷跡が残っています。

退院直後も、こんな風に気持ち悪くなったことがありました。


ちくちくと縫い物をしている時、

うっかり針を指に刺してしまいました。

いつもやることなので、あんまり気にしなかったのですが、

心臓の鼓動が早くなり、

血の気が引き、

気持ちが悪くなりました。


ぷちっと指しただけなのに。

血もほとんど出ていなかったのに。


手術中は麻酔で痛みが分からず、

術後も先生の方針で痛み止めを使っていたおかげで、

特に痛みに苦労していなかったのですが、


体は痛みを覚えていたのです。


生まれて初めての手術。

そのショックは、体には大きかったようで。


「大丈夫。血は止まっているから。大丈夫」と、

自分に言い聞かせて呼吸を整え、なんとか治まりました。

もう今では、針をさしたりするくらいだと反応はしないので、

まったく忘れておりました。



それが今回、

あまりにも、ぶっすりと突き刺してしまったので、

体がまた思い出したようです。


臓器移植をした方が、食べ物や嗜好品の好みが変わったり、

性格が変わったりするという事を聞いたことがあります。

切断してなくなったはずのところが痛いとかも。


体は、いろいろなものを記憶しているのかもしれませんね。

古傷が痛むのも、痛みを覚えているからなのかも。



しかし。

あんまりひどくない傷には、過剰に反応して欲しくないなぁ。

自分が、か弱くなったようでちょっと恥ずかしくなります。


と、言うより。

「アブナイかも~」と、思う事をやるなって感じですね苦笑い



手作り雑貨 coccoloのブログ-きず。

ちなみに、今、こんな感じ。

たいしたことはないです。親指動かすと痛いけど。

やれやれあせるですねー。

今日は、さすがに痛くて作業を続けられなかったけど、

明日は頑張ろうっと。