こんばんは~。yomi-nekoです
さて。お出掛けの続きです
昨日の日曜日、「阿修羅展」へ行って参りました
初めての、九州国立博物館。
綺麗な流線型の建物でした。
人が多いと聞いていたので、早めに出たつもりで、
開園30分前の9時には到着したのですが、
甘かった
すでに駐車場は空いておらず、近くの民間の駐車場に留めて
着いた頃には、長蛇の列
看板には、なんと
240分待ち
と、表示が
どうしようかと思いましたが、
たぶん二度と見れないだろうとチケットを購入して並びました。
列は建物の中をとおり、反対側の入り口の外まで続いており、
最後尾にたどり着くまでも、少し歩くくらいでした。
救いは、列が少しずつでも動くこと。
じ~っと動かないままだったら、かなりイライラしたことでしょう
帰ってからニュースで見ましたが、
当日の10時頃、50万人を突破したみたいですね。
平日でも、そこそこ人が多いって話だったし。
それなら、もっと早く出れば・・・って、感じですよね
そして。
約3時間ほどで、阿修羅展入り口までたどり着きました。
「やっと、アシュラに逢える」
と、キャッチコピーが書かれています。
ホントに、ホントに、やっと逢える
とゆー感じ
阿修羅像は、思ったより静かな佇まいで、
ちんまりと立っておりました。
円形の柵があるのみで、さえぎるものは何もなく、
細かい模様まで見えました。
腕輪の細工とか、とても美しかったです。
円形の柵をぐるぐる左回りで回りながら鑑賞したのですが、
3つの顔がほんの少し角度を変えただけで、
印象が変わるのが面白かったです。
本当に、人間のような表情。
それも美少年
小学生の女の子が
「可愛いカッコいい大好き」と、
うっとりと、つぶやいておりました。
こんなモノを作り出せる人って、本当にすごい
yomi-nekoは、特に仏像好きでもないので、
まったく知らなかったのですが、
阿修羅像は木で出来ているのではないのですね
仏像は木や石で出来ていて、
彫られているものと思っていました。
木で骨組みをつくり、粘土で形を作られたものに、
漆で麻布貼り付け、その後、粘土を取り出し、木を詰める。
という手順で作られたものだそうです。
あの質感は、麻布なんですねー。
びっくりです
3時間かけて観た、阿修羅像ですが。
正直な感想としては、
「こんなもんかなー」という感じ。
・・・バチあたり?
同じ国宝で、
龍と獅子の細工がすばらしい、
華原磬(かげんけい)
という楽器(鐘?)や
重要文化財で、
持国天・増長天・広目天・毘沙門天の
四天王の像の方が、
yomi-neko的にはツボでした。
以前、京都に旅行に行った時、
観た仏像や建物は、
もう少し独特の空気をまとっていた様な気がします。
あるべき場所にあってこそのもの
なのかなーという気がしました。
博物館って独特の無機質感はあるのですよねー。
それとも疲れてただけかしら
本来の場所である、興福寺で一度見てみたいなぁ。
でも、奈良には行かないなー。きっと。