春爛漫、ポカポカ陽気です。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
久しぶりのたか散歩。
といってもメインは仕事。
3月末に鹿児島へ二泊三日の出張です。
2014年オストメイトになってから遠地出張を控えていましたが、晴れて解禁。
初日は午前中に出社し、午後から移動。
羽田から鹿児島空港まで2時間足らずで到着。
バスで空港から鹿児島中央駅まで40分。
夜の7時をまわり、今日はホテルに泊まるだけです。
翌日仕事を終え、鹿児島中央駅に戻る。
鹿児島市内を路面電車が走る。
駅前には「若き薩摩の群像」。
反対側から見た群像。
駅ビルに巨大な観覧車。
観光案内のパネル。
西郷隆盛、大久保利通、大山巌、東郷平八郎、山本権兵衛。
日本の歴史を変えたそうそうたるメンバー。
この狭いエリアにこれだけの偉人たちが生まれるとは奇跡としかいいようがない。
彼らの生誕の地を歩くことにした。
夕暮れの桜島。
はじめは、だれもが知っている西郷どん。
次は、大山巌元帥。
そして、世界最強といわれたバルチック艦隊を完膚なきまでに打ち破った東郷平八郎。
高校の脇にひっそりと建っている。
「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」
「皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ、各員一層奮励努力セヨ」
銘文である。
最後に西郷の盟友、大久保利通。
街角にひっそりとたたずんでいる。
日も暮れ、ホテルに戻る。
翌朝、午前中の飛行機で会社に戻る予定だったが、市内の名跡巡りをすることにした。
朝日をあびる大久保利通像。
市内を巡るため市バス、カゴシマシティービューに乗車。
最初に向かうのは城山公園。
桜島ドーン!
朝靄ではっきり見えないが幻想的な風景である。
噴煙が龍のようにこちらに向かっている。
城山を徒歩で降り、次に向かうは西郷終焉の地。
この洞窟で西郷は命を絶った。
さらに山を下ると鶴丸城がある。
140年前、西南戦争の弾痕。熾烈な戦いだった証。
江戸幕府を倒すには、薩摩藩士の力が必要不可欠であった。
明治維新の一番の功労者でありながら、身分制度を廃止し、近代国家を目指す明治新政府にとって、士族の集団である薩摩藩士は敵となり西南戦争で命をおとした。
歴史に必要とされ、歴史から見放された薩摩の藩士たち。
彼らと運命を共にしたのが西郷であり、彼らを討ったのは西郷の盟友である大久保と、従兄弟の大山だった。
西郷が倒れた数ヶ月後、大久保も不平士族に暗殺されこの世を去る。
大久保の懐には、西郷から送られた手紙が入っていた。
鶴丸城をあとにフェリー乗り場に向かう。
桜島へのフェリー乗り場。
運賃は行きも帰りも桜島で支払う。
片道160円。
フェリーに乗り込む。
出向!
船はいいですね。頬を流れる風が心地よい。
10分足らずで島に到着。
フェリーを降り、桜島に上陸。
土産物屋もなく殺風景であった。
ゆっくりする時間もないため、近くにあった神社に向かう。
月讀神社。素敵なネーミングである。
神社から望む桜島。
お詣りして帰路に就く。
帰りのフェリーに乗船。
さらば桜島。
下船するとタクシーで鹿児島中央駅に向かった。
12:55の飛行機には間に合わず、1本あとの便で羽田へと飛び立った。
時間がなくゆっくりできなったけど、また今度きたいと思う。
翌日は、都内での仕事。
1時間ほどさぼって皇居に向かう。
今年も皇居の桜を見れた。
靖国神社も観光客でごったがえす。
来年も見にくるぞ!