お久しぶりです。もう何年振りでしょう?看板持ちはてなマーク

 

 

こっけです。

 

 

 

さて、久しぶりの投稿でいきなり際どい内容の心理学をお届けしますびっくりマーク

 

 

 

 

今回は【超心理学】というカテゴリーになりましょうか。飛び出すハート

科学とは相反するオカルトを本気で科学的に立証・反証する学問が超心理学というものだと私個人としては定義つけていますw

 

 

 

 

 

今回は「走馬灯」。そう、九死に一生を得る際に見られるというあれです。過去の体験や思い出が映像として次々と思い浮かばれるそうです。その映像はあまりに鮮明で、中には走馬灯を体験している際には、匂いや触感を覚えたという人もいるそうですびっくり

 

 

 

 

 

そんな、走馬灯を海外では「パノラマ記憶」と呼んだりしますが・・・このパノラマ記憶について本気で研究した心理学者がいるんですびっくりマーク泣き笑い

 

 

  走馬灯を見る確率は?

 

 

 

 

 

 

心理学者ケネス・リングは死の一歩手前まで行った102名の実例を集めました。

 

 

 

 

 

死に直面するきっかけとなった出来事は様々で病気が52名、大事故・水難・転落が26名、自殺未遂が24名でした。

 

 

 

そのうち、パノラマ記憶(走馬灯)を見たと報告した調査協力者は12名。つまり・・・

 

 

走馬灯を見る確率は10%程度ということが分かりましたびっくりマーク物申す

 

 

 

 

 

 

  走馬灯を見やすい死に方とは?

 

 

 

アメリカの精神科医ラッセル・ノイス・ジュニアと臨床心理学者のロイ・クレッティは死に直面した2000人以上の人からアンケートを取りました(すごい規模だ・・・昇天

 

 

 

 

 

彼らは死に直面する原因となった出来事をより詳細に分けることにより、どういった出来事により死に直面すると走馬灯が見えるのかを明らかにしました。ガーンびっくりマーク

 

 

 

走馬灯を見やすい出来事、まずは第3位から・・・

 

 

 

 

 

 

 

予期せぬ転落」です。こちらは全体の走馬灯報告者の9%を占めていました。

 

 

 

 

 

続いて第2位は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

交通事故」です。こちらは全体の33%でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、第1位は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

溺死しかかること」です。こちらは実に、全体の43%を占めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、溺れて死にかける際に、最も走馬灯が見やすいということが分かりましたびっくりマーク

 

 

 

 

 

 

 

待って!「結論見たからもういいや」とタブを閉じないでください。

これでは、心理士である私がまるで自死を誘発するような記事になってしまいます。

 

 

 

  ○○だと走馬灯は見れない!?

 

 

 

 

ここで一つ書いておかなければならない決定的な研究結果があります。

それは・・・・

 

 

 

「自殺では走馬灯は見えない」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精神分析家デイヴィッド・ローゼンはゴールデンゲート・ブリッジから飛び降り自殺を図り、幸か不幸か、生き延びた7名にインタビュー調査をしました。

 

 

 

 

ゴールデン・ゲート・ブリッジは飛び降り自殺の名所ともなっており、2014年時点で1653名もの自殺者が出ており、世界一飛び降り自殺の多い建造物としても知られています。

 

 

飛び降り地点は水面から高さ67mもあり、調査協力者の7名が確実に死のうという意志を持って飛び降りたことが推測できます。

 

 

 

 

 

 

しかし、この7名のうち「走馬灯を見た」と報告した者は0名でした。

 

 

 

 

つまり、自殺により走馬灯を見ることは難しいと結論づけることが出来ます。

 

 

 

 

 

「走馬灯を見たいから自殺する」なんて人はいないとは思いますが、研究者も意図した死で走馬灯を見ることは難しいと考察していますので、誤った行動は決してなさらないようにしてください。

 

 

 

 

それでは、またいつかニヤリパー ごきげんよう

 

 

 

    

参考文献

・なぜ年をとると時間が経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学. (著)ダウエ・ドラーイスマ. (訳)鈴木 晶. (2009). 株式会社講談社

・Ring,K., Life at Death: A Scientific Investigation of the Near-Death Experience, New York, 1980.

・Rosen, D. H., 'Suicide survivors: a follow-up study of persons who survived jumping from the Golden Gate and San Francisco-Oakland Bay bridges', Western Journal of Medicine 122(1975), 289-94.

・Noyes, R., Jr, and R. Kletti, 'Panoramic memory: a response to the Threat of death', Omega 4(1977), 181-94.