どうも!こっけです。

 

 

今日は子育てに関する心理学をお届けします。

 

子育てといえば、母親について取り糺されることが多いですが、果たして父親は子育てにどういった影響を与えているのでしょうか。はてなマークニヤリ

 

心理学の知見から紹介していきたいと思います。

 

 

  

 

  父親は子供にとっての最初の○○

 

 

 

 

 

母親は赤ちゃんを孕っている間、肉体的にも一つと言えますね。

出産後もイギリスの精神科医 ドナルド・ウィニコットは「母親と子供は精神的に一つである」と言っています。看板持ち

 

 

 

 

赤ちゃんは出産後、自分と他者との区別がついていないと発達心理学の領域では通説となっています。

それが歳を経ることにより、段々と周囲の人は自分とは違う何者かであることを理解出来るようになるそうです。

 

 

 

 

 

そこで、「父親」とは、子供にとっての「一番最初の他者」になると言われています。飛び出すハート

 

 

 

 

母親は相変わらずおっぱいをくれたりで、自分の空腹を満たしてくれるために依然、自己と同一の存在として知覚されている際にも、父親は「なんだこいつは?こいつにより自分のお腹がいっぱいになるわけでもない。でも、近くにいる。自分とは違う"他者”なのかもしれない」と認識できるようになるわけです。

 

 

 

 

 

つまり、父親の子育てにおける最初の意義とは、子供に

「この世界には、あなた以外にも人間がいる」ということを教えることだとも言えますねびっくりマーク物申す

 

 

 

  父親は立派でなければならない。

 

 

 

世界三大心理学者の一人と言われるフロイト,S.(名前くらいは皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか)は、子どもは発達の過程で父親と自分を同一視するようになると言いました。

 

 

 

 

子どもは母親の愛情を独占したくなると言います。しかし、その際に父親も母親の愛情を受けていて、子どもは父親を「ライバルである」と認識するようになるそうです。ガーンガーン

 

 

 

 

 

 

僕はママの愛情を全部独り占めにしたい。だからパパには勝たないといけない」と考えます。ラブキューン

 

 

 

 

 

・・・しかし、子どもが大人である父と戦っても勝てるはずもありません。肉体的にも精神的にも大人である父親には勝てない。すると子どもは

 

「パパには勝てない。だからパパと同じように僕も強くならないと」と考え、父との同一視が生まれるそうです。えーんピリピリ

 

 

 

 

 

 

そう、父親とは子供にとって最初の「他者」であると同時に、最初の「お手本」となるのです。

 

 

 

 

 

ですので、父親とは非常に子育てのハードルが高いと言うことができます。

子供を殴るなど虐待していると、子どもは「なるほど、自分の意見は暴力によって人に主張するものなんだ」と学び、クラスメイトに暴力を振るったり、将来は恋人にDVを働くこともあるかもしれません。ガーン

 

 

 

 

 

怒鳴りつける父親であれば、子どもは「なるほど、自分の意見は大声を出すことで人に主張するものなんだ」と学び、外出先で欲しいものがあったら大声で泣き叫ぶ、思い通りにならないと壁や床を蹴るなどして大きな音を立てるなどするかもしれません。足ダッシュ

 

 

 

 

父親とは、子供に対し「こんな子に育ってほしい」と思ったら、まずは自分が「そんな大人になってお手本になる」ということを常々頭に入れておかないとならない。

 

 

 

 

 

 

だから、父親は立派でなければいけないのです。ショボーン歩く

 

 

・・・難しいですね。父親って本当に大変だなと僕も思います。

 

 

 

  父親が立派であるためには母親の手助けが必要

 

 

 

 

 

父親が立派なお手本にならないといけない。でも、常に立派なお手本でいるなんて父親といえど、一人の人間です。そんなことは、あまりに難しい。

 

 

 

 

だからこそ、母親の手助けが必要になります。

 

 

 

 

父親が頑張って子供に立派な背中を見せていたとしても、子供に「あなたのパパは全然ダメダメ人間なの。家事もしないし、仕事で疲れて帰ってきたら寝てばかり・・・」などと、子供に愚痴を溢す母親も多いのではないでしょうか?滝汗

 

 

 

 

 

 

こうなってしまっては、父親がいくら立派に務めを果たし、お手本になろうと奮迅していても、子どもは「なーんだ。僕のパパはダメ人間なんだ。お手本にならないんだ」と父親の良いところ見つけて真似して学び取ろうとしなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

ケンブリッジ大学のニコラス・ウォルシュ博士は、幼児期に常日頃から両親の喧嘩や口論を見ていた子どもは小脳の灰白質(神経細胞が密集するところ)が減少していることと明らかにしています。泣

 

 

 

 

 

つまり、母親が父親の悪いところを見つけて、それを子供に愚痴を溢したり、父親に直接言って、子供の前で口論になったりすることで、発達的にも、脳科学的にも子供にとって悪影響であるのです。おばけくん雷

 

 

 

 

  ママはパパの良いところを子供に自慢しよう

 

 

 

 

国立精神・神経センターの菅原ますみ博士らは、産婦人科に訪れた1360名の母親に対して11年間の追跡調査を行いました(日本の研究なのに、すごい規模です)。

 

 

 

 

 

その結果、母親が父親を信頼している家庭で育った子供ほど、社会性が高くなり、ルールをしっかりと守ることができ、問題行動を起こしにくくなることを明らかにしました。

 

 

 

子供に対して「しっかりと約束やルールを守れる子に育って欲しい」「人に優しくて、誰とでも仲良くなれるような子に育って欲しい」と思うママは、ぜひ

 

 

 

「子供にパパの凄いところ、良いところを自慢してあげてください」

 

 

 

子育てとは2人3脚だとよく言われますが、これは心理学的にも脳科学的にもその通りであると言えます。

しかし、「子育ての2人3脚ってなに?どうやるの?」と思うパパ・ママも多かったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

まずはこの記事に書いたことから実践してみてください。

この記事が3本の脚で踏む、1歩目のきっかけとなれば著者冥利に尽きるというものです。

 

 

 

参考文献

・世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!頭のいい子にする最高の育て方. (著)はせがわ わか. (2018). SBクリエイティブ株式会社

・菅原ますみ, et. al., 発達心理学研究, 1999.

・Nicholas D. Walsh, et. al., Neurolmage, 2014.