ども!こっけです。![]()
今日は「残念な大人に育つ子どもの特徴」ということで、やや過激な内容についてご紹介していきましょう。![]()
イリノイ大学のLan Nguyen Chaplinと、ミネソタ大学のDeborah Roedder Johnの2007年の研究では、
幼少期にある特徴を持っている子どもは、自己肯定感の低い子供に育つと示しています。![]()
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自己肯定感が低いというのは、臨床心理の現場ではよく耳にする言葉です。
自己肯定感が低い事で「精神的不調に陥りやすい」「他人の成功が妬ましく、他人の失敗が嬉しく思う」「新しい事にチャレンジ出来ない」といった問題を引き起こすことも...!!![]()
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さて、では自己肯定感が低い大人に育つ子どもの特徴とは何でしょうか...
今回も先に結論から言ってしまいましょう。
それは...![]()
「Materialism(唯物主義)」です。![]()
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マテリアリズムというのは、「あれが欲しい、これが欲しい」と物の習得に価値を置く特徴です。
これは成人のケースで考えると分かり易いかもしれません。
男性では
ギラギラした腕時計を身に付ける事で自慢する人。![]()
乗ってる車をステータスだと思う人。![]()
多いですね...。
女性でも
ブランドのバックを買うことで自分の価値まで上がったかと感じる人。![]()
高級な香水を付ける事で周りと比較する人。![]()
時々見かけますね...。
これが、子どもの場合は男の子なら玩具
、女の子ならジュエリー
で表されます。
「○○君も持ってるから僕も欲しい」
「○○ちゃんは持ってないから私は持ちたい」
こうした物への執着が強い子どもは大人になると自己肯定感が低くなると示しています。![]()
では、少し実験の内容を掘り下げてみましょう。
実験では8歳~9歳の50人、12歳~13歳の50人、16歳~18歳の50人を対象にしています。
男女比率は、いずれの年代でも半々です。
実験参加者には、それぞれ自己肯定感と唯物主義傾向を計る心理尺度に答えてもらいました。
そこで、私が特に気になると思った結果は以下の図が分かり易いかもしれません。
まずこちらの図。縦軸が自己肯定感で横軸が年齢です。
この図からも分かる様に、8歳~9歳、16歳~18歳は比較的自己肯定感が高いのに対し、
12歳~13歳の中学生頃には自己肯定感が低下することが見て取れますね。![]()
さて、続いて以下の図を見てください。
横軸はさっきと同じように年齢ですが、縦軸が唯物主義傾向です。
お分かりの通り、さっきと真逆の図になっていますね。
つまり、「自己肯定感が低い者は物に価値を置く傾向が強い」と言えると思います。![]()
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では、なぜこの様な結果になったのでしょうか?
研究者は以下の様に言っています。
「家族と適切なコミュニケーションを取れていない子どもや、親が養護的な雰囲気を出していない親の下に居る子どもは、かなり低い自己肯定感を持つ可能性が高い。子どもや青年は彼らの取り巻く環境によって傷つけられやすく、自己肯定感を低く感じやすい。こうした子ども達は物を所有することで自己イメージを高めようとしていると考えられる。」![]()
もし私の記事の読者に子どもを育てている親御さんがいるならば、ぜひ!お子さんに対し
「私はあなたを大切に思っている」という態度が伝わる様に接して下さい。
十分なコミュニケーションを取ってください。![]()
あなたの子どもが大人になった時に「物」によって自分の価値を高めるようなことをしないように。
例え、ブランド物のバックを持っていなくても。例え、輝いた時計を持っていなくても。
自分自身が、この世にたった一人しか居ないブランドであり、自分なりの輝きを持てているのだと自覚できるように。![]()
また、今自分が「給料が入ったらブランド物の財布を買ってしまう」「高級な車を買うことが自分の仕事の楽しみなんだ」と唯物主義を自覚しながらも
「それを奪われちゃあ、楽しみがなくなるじゃないか!」と思っている方...![]()
科学的に、本当に幸福度を高めるお金の使い方についてご存知でしょうか?![]()
気になる方は私の過去記事
※反感覚悟で投稿 科学的に正しい「幸せなお金の使い方」とは?![]()
をご一読頂ければと思います。
それでは、本日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
本日の結論でお別れにしましょう。
―本日の結論―
幼少期に物の所有に価値を置く(唯物主義)は、大人になってから自己肯定感が低くなる。子どもを育てている親御さんは、子どもに対し「あなたを大切に思っている」というのが伝わる態度で接し、十分なコミュニケーションを取る様にしよう!また自身が唯物主義ではあっても、他にどうお金を使えば幸せ・楽しいのか分からない方は、当著者の過去記事を参考にしてみて下さい。
参考文献
Lan Nguyen Chaplin and Deborah Redder John. (2007). Growing up in a Material World: Age Differences in Materialim in Children and Adolescents. Electronically published June 12. Journal of Consumer Research. Vol, 34.

