さてさて

天気の良いある日にオババは以前から行ってみたかった下水道館に出かけた


駅に行く道すがら春の花などを満喫しつつ、、


モミジも赤い花を付けているのが見えるだろうか





件の下水道館ではエントランスのある1階の水槽にはヤマメやイワナがいた
ニジマスもいたらしいがこのときは不在


B1Fは講座室

ワークショップが開かれたり
月1回は小学生向けの学習講座が行われる

壁にはいろいろな展示物


B2Fは展示室1で
江戸時代から現代までのくらしと
下水処理の仕組みや変遷についての展示

入口で見上げたこのオブジェにはちょっと圧倒された




なんと江戸では下水道があったらしい

江戸の下水道に流れるのは生活用水と雨水のみ
人間さまの排泄物はというと買い集めて肥料として近郊の農家に売る職業があった
うまく循環していたのだね
サスティナブル!

パリではボーッと路地を歩いていると頭上の窓から捨てられた汚物が降ってくる時代だよ!

道の中程に掘られた溝には汚物が澱んでいたらしい

(この目で見たわけではないが)




これは江戸の上水が流れた木製の管↓




家康は江戸のまちを作るにあたって初期から上水を行き渡らせることを考えていたらしい

下水道は17世紀半ばには完成

江戸って凄いな!

しかし忘れていけないのは

江戸時代初期の江戸とは現在の千代田区とその周辺のみ

後の世になって拡大したといえども

今の23区でも入っていないところ多し

目黒区や品川区でも一部分のみが江戸なのである


ー忘れなければまだつづくー


帰り道で見かけた忘れな草