古都修学旅行【京都奈良】 -3ページ目

古都修学旅行【京都奈良】

九州から奈良へ引っ越してきて、休みのたびに奈良や京都を修学旅行をしています。関西中心の旅日記。

永観堂からすぐに
哲学の道が始まる。

見かけた看板に
銀閣寺が歩いて15分程度
と書いてあったので
それならばと
哲学の道を辿る。







始めは初夏の緑と
疎水ぞいの涼風に
意気揚々としたものだが、

15分どころか30分経って
銀閣寺にたどり着いたので
最終的には
これまでの疲労も加算して
ずいぶん疲れ果ててしまった。





「哲学」なんて文系な名前が
ついているが
なかなか体育会系な道のりだ!

なめてはいけない。

疲れ果てたが、
銀閣寺参道は
清水寺周辺に似た雰囲気で
お店がたくさん並んでいて楽しい。

テンションもすっかり回復して
(ちょっと買い食いもして)
銀閣寺に突入。











豪奢な金閣寺に対して
わびさびを感じる
渋い「銀閣」のお出迎え。

私は以前に金閣と
飛雲閣も拝見したので
これで今日の三名閣の
全て見れたわけだ。

念願叶ったり!!

三閣すべて見たからこそ言うが、
やはり金閣は別格に美しい。

銀閣は本来金閣のように
銀色に輝いていた…はずなんて話があるが
ぜひそんな姿を見てみたい。

銀閣寺は銀閣だけでなく
季節も良いおかげで
これまた緑が美しかった。







これにて夕暮れ。

粟田神社~知恩院~明智光秀首塚~平安神宮~南禅寺~永観堂~哲学の道~銀閣寺

一日まるまる東山散歩は終わり!!

むっちゃくちゃ疲れたけれど
それ以上に癒される散歩だった。

ちなみにこの後
無計画に百万遍まで歩いた。

本当に歩き尽くしの一日。

これで5つ目となる
東山散歩話だけども、
実はこれは5月中旬の
たった1日のお話である。

ってわけで

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こういうのに参加します。

1日で巡れるのに
見どころ満載
楽しさ満点の東山散歩は
最高だ!


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前回の南禅寺と
学校を挟んだお隣さんにあるのが
永観堂。

ここ、この東山散歩で
一番楽しい場所だった。








ここの何が良いかと言えば
そのご本尊さま…

「見返り阿弥陀如来」さまである。

ユニークな仏像好きなら
必ず知っているのではないだろうか?

そもそもの由来は
こうだ。


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昔々、永観というお坊さんが
冬の寒い朝に
阿弥陀さまの周りを
ぐるぐる回りながら念仏を唱えていた。

すると突然、
その阿弥陀さまが動き出して
永観を先導する形で
一緒に回り始めたという。

仏像が動きだしたら
それはもうお坊さんだって驚く。

驚きすぎて固まってしまった永観に、
阿弥陀さまは肩越しに振り向いて
話しかけた。

「永観、おそし(永観くん、遅いよ)」と。



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その慈悲深い振り向き姿を
後世に伝えるべく作られたのが、
この永観堂のご本尊さま
「見返り阿弥陀如来」さまなのだ。

私としては
おちゃめな感じの阿弥陀さまだと思うので
エピソードも含めて魅力を感じる。



(※画像は永観堂HPより)


本堂である阿弥陀堂にて
拝見できるお姿は
思いっきり左へ振り返っている。

それだけで「おおお!?」と
楽しい驚きがあるが、
その左手側へ行ってみると
お顔がちゃんと見られるようになっている!

この“普通とちがう”感じが
何だかとても楽しい!!

ぜひ永観さんの気持ちになって見てみよう。

ちなみにご朱印を貰うと
墨が写らないように挟んでもらえる紙にも
見返り阿弥陀さまと永観の印が押されている。





これもまたかわいい!


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そして永観堂では
もう一つおすすめしたい
見どころがある。

それは「臥龍廊」と言われる
開山堂に続く廊下。











名前の通り
龍の体のような廊下である。

気分はちょっと冒険感覚?
歩いているだけで
壮観な眺めにワクワクしてくる。

この永観堂も広い境内なので
その他にも見どころはたくさん。

雨上がりの5月なので
瑞々しい緑に癒された。







さあまだまだ東山散歩を続けるぞ!!
平安神宮から東に歩くと、
南禅寺がある。

南禅寺は有名だから
行ってみようと
看板が指し示すままに
前情報無しに入山。





広い境内で、修学旅行生たちが
テンション高くワイワイしていた。

ここは遊園地みたいに
楽しいお寺なのか?なんて
思いながらウロウロしていると、

ふっと涼しくなってくる。

お寺だけにもし霊気かと思ったが
眼前の建造物を見て
目を疑った。











なんだこの廃墟的な味わいのある
近代的な建物は!?

廃墟好き、煉瓦作りの建造物が
好きな人ならヨダレがダラダラと
垂れてくるようなその建物は
雑誌やネットで見たことがあった。

まさかお寺の中にあるとは…。

この建物は
琵琶湖疎水を京都市内に引く
水路である。

水路だから涼しいのか!

明治時代に日本人の力だけで
作ったと紹介が書かれていた。

涼しいし、
写真写りがとても良い建物なので
時間が経つのも忘れて
ずっと見ていたくなる。

ちなみにどこまで続くのか
分からないが、
水路を辿って歩いて行けるようだった。





さて冒頭に触れたが
南禅寺では
修学旅行生たちが
とても楽しそうにしている
一角がある。

それは三門。





ここの三門には登ることが出来るのだ。





1628年に再建されたもので、
古い建物らしい急階段である。

修学旅行生はこれで
キャーキャーと
遊園地のアトラクションばりに
テンションが上がっていたようだ。






ここからの眺めは最高!

…とまではいかないが、
三門に登れること自体
あまり多い機会ではないので
おすすめ。

ちなみに現代からすると
そこまでの眺望とは思えなかったが

こここそが
かの有名な大泥棒
石川五右衛門が
「絶景かな」と
京都を見渡した伝説が残る場所。

「南禅寺」と言う名前では
知らなかった私でも
実は色々知っている
名所だらけのお寺であった。