鋼鉄の苦労話を観に行く | ヒロポーの明日からまた笑止

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番長4

 

座れないし金もない・・・

 

だから久々に映画を見に行った。

 

プロレスファンにはちょっと気になるこの映画。

 

アイアンクロー

 

 

一言でいうなら、

 

悲しい映画だ。

 

ケビンがレストランでパムという恋人とデートするときに、僕たち一家は呪われた一族だと話しているシーンがある。

 

「呪いは信じてないが不幸は続いた」

 

この時点では長男のジャック・アドキッソン・ジュニア(事故死)の件しかないのだが、今後起こることを暗示しているかのようなシーンなのかもしれない。

 

この一家のことを知っていると、そろそろくるなぁというのが分かりちょっと滅入る。

まぁそんなことわかりきって見に行ったのだからしょうがない。

 

にしても配役が似てない・・・。

 

この映画ケビンが主役(ザック・エフロン)なのだが、こいつがムキムキなのだ。試合シーンでフライングラリアットとかやってるのを見るとディンゴ・ウォーリアかと思ってしまうよ。

 

ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)もそうなのだが、ちょっとうつむき加減になると結構似てる。

驚いた。もうずっとうつむきながら演じてほしい。

 

プロレスがらみの話はあっさりとしているが、ケビンが運営を任されたのか事務所で寝袋の中に入りながら寝泊まりしていたり苦労が多いなと感じりした。

ちょっと面白いなと感じたのは、リックフレアーとの対戦でケビンが暴走し反則負けになるのだが控え室でフリッツ、ケビン、ケリーの三人が椅子に座ってうなだれていると、額から血を流し笑いながら入ってきたフレアーが

 

あんた、やるねぇ。ちょっと飲みに行かねぇか?

 

いや・・・そんな気分じゃないから。

 

フレアーがおもむろに缶ビールを一気飲みする。

 

フリッツがケリーを連れて控室を出て行って、そのシーンが終わるのだが残った二人が何を話したのかちょっと気になる。

 

 

プロレスなんか見たことないし、エリック一家なんかさっぱりわからないという人は、ちょっと簡単に載せておいたので読んでみてほしい。

 

~~~

 

フォン・エリック・ファミリーThe Von Erich Family

アメリカ合衆国のプロレスラーであったフリッツ・フォン・エリックと彼の息子および孫など親族にあたるプロレスラーの総称である。

 

アメリカでナチス・ドイツ・ギミックのプロレスラーとして活躍し、テキサス州ダラス地区(NWAビッグタイム・レスリング / WCCW)のプロモーターを務めていたフリッツ・フォン・エリック(本名:ジャック・バートン・アドキッソン)は妻との間に6人の息子があった(年長者から順にジャック・ジュニア、ケビン、デビッド、ケリー、マイク、クリス)。しかし、長男のジャック・ジュニアは幼少期に事故死。その後、残った息子たちが成長してレスラーとしてデビュー。WCCWをはじめNWAの各テリトリーやWWE、日本のプロレス団体でも活躍をした。

ところが1984年2月10日、三男のデビッドが全日本プロレス来日時に内臓疾患により急死(25歳没)。次いで1987年4月12日、五男マイクが毒素性ショック症候群による苦しみから精神安定剤の過剰摂取により服薬自殺(23歳没)。さらには1991年9月12日、六男のクリスがピストル自殺で死去(21歳没)。また1993年2月18日には、四男のケリーがコカイン他の違法薬物使用により起訴され、有罪になり、同日に自宅で拳銃自殺を図った(33歳没)。

こうしてレスラーとして活躍していた5人の兄弟のうち4人が10年の間に相次いで病死・自殺などで怪死し、また幼くして事故死した長男を含めて6人中5人が若くして死去したため、フォン・エリック・ファミリーは「呪われた一族」などというレッテルを貼られることとなった。1997年9月10日にはフリッツ自身も癌で死去(68歳没)。残ったのは次男(プロレスラーのフォン・エリック兄弟としては長男)のケビンのみとなった。

 

~ウィキペディア抜粋~

 

(6男クリス・フォンエリックは本作品に出演していない。)

 

 

2009年にフォンエリック・ファミリーとして父や兄弟たちと共にWWE殿堂に迎えられた。4月4日にヒューストンのトヨタ・センターで行われた式典では、かつて抗争を繰り広げたフリーバーズのマイケル・ヘイズがインダクターを務めた。

 

 

ちなみにケビン・フォン・エリックは今でもお元気で牧場経営をして大家族と暮らしているという。