◆No.O -ring-(ナンバリング)/Number_i

 デビュー配信シングル「GOAT」で一大旋風を起こした3人組の1stミニアルバム。基本路線はGOAT(なぜか今作には未収録、アイドル路線なら絶対入ってたはず)を受け継ぎつつ和の要素を随所に押し出した「BON」を筆頭に、彼らがやりたい方向の音楽が惜しげもなく詰め込まれてます。序盤にゴリゴリのヒップホップが続いて完全にこっち路線か?と思ったら、その後はエレクトロポップやバラードも出て来ました。意外と3人のパートが均等だったのと、バラードに80~90年代洋楽テイストが垣間見えたのが新たな発見でしたかね。

 

 
 
 

◆DEPARTURE/IMP.

 NUmber_iと2日違いで発売の1stアルバム。事務所公式サイトからの販売のみにつき、Number_iとの同時買いによる相乗効果も狙ったか? こちらは配信およびCDシングルで先行発表された5曲すべて収録。序盤はアッパーな攻めの曲が続き、リード曲には和テイストも織り込まれています。前事務所にいたままだったら、最もキャッチーなデビュー曲は確実にトップ近くに置かれてたはず(今作ではラスト12曲目+C/Wがその直前)。ロックっぽい曲もありましたが、今後K-POP系やLDHなどがひしめくレッドオーシャンにどこまで突っ込んでいくのか興味あり。