◆産声/Mr.Children

 約2年半ぶり22枚目となるオリジナルアルバム。実質1種発売でもあり一時期よりは落ち着いているものの、CD初週売上は約15万枚を記録しています。小林武史は今作ではキーボーディストとして参加、数曲でオルガン等を担当していますが、その他の曲でもバンドメンバーのみの音に拘るよりもブラスなどの音もくわえて外に開けたサウンドを志向している印象。一方で桜井和寿のソングライティングにコードの隙間を縫うメロディーが目立ったり、不意の転調やリズムチェンジが耳につくなどオーバーアレンジ気味なところは賛否が分かれそう。個人的には全作品がパラレルで、核となる楽曲がなかったために印象はいまいち弱かったです(聴き込むうちに印象が変わって来るかもですが)

 

◆THIS IS THE PARTY/THE BAWDIES

 2009年にメジャーデビューした4人組ロックバンドによる約2年ぶり10枚目のアルバム。古きアメリカンロックにブラックミュージックの要素をくわえた音楽性のバンドという認識でしたが、今回はロックの高揚感の部分がより押し出された印象を受けました。歌詞が全編英語なこともあってかまさに洋楽。昔聴いてた時はもう少しキャッチーで売れ線要素があったようにも思ったんですけどね。デビュー以来所属していた事務所とのマネジメント契約から昨年独立、自分たちがやりたい音楽により突き進みやすくなったことによる音楽面での変化もあったのかもしれません。