◆TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-

 デビュー40周年で作品をリリースしまくっているTM NETWORK関連もこれで最後ですかね。意外にも初めてとなるトリビュートアルバム。持ち歌に比べて抑えめ歌唱のGRe4N BOYZから始まり11組のアーチストが参加しています。松本孝弘がかつてサポートでギターを弾いてた「師弟」参加が話題ですが、他にも浅倉大介を介して繋がりのある西川貴教や正統派後継者・中田ヤスタカ率いるCAPSULEなど興味深い人選が。一方で参加の経緯がよく見えないユーミンとお遊戯会レベルの乃木坂46は不要だった気が。選曲が初期に寄っててこれは5年後に第2弾があるか?

 
 
 

 

◆BLOOD/長渕剛

 7年ぶりとなるオリジナルアルバム。最近は音楽以外の方が話題になったり、プロモーションさせてもらえないと愚痴ったりとネガティブイメージが先行してますが、1曲目からして社会批判モロ出しではさすがに起用する方も躊躇しますわな(過去の実績を見ても注文やたら多そうだし)。歌い方ももはやこれしかできないの開き直り状態で、牧歌的な内容の詞がそう聞こえないのが残念。カリスマセルフプロデュースをしつつも作品は全く別路線を行くGacktと違って、本人がまんま投影されてるだけに聞く人を相当選ぶアルバムだと思います。