◆チャンスは平等/乃木坂46

 35枚目となるシングル。主要メンバー・山下美月の卒業作ということで音楽番組にも多数出演しています。乃木坂の場合他グループに比べて卒業メンバーへの当て書き感は少ないと思うんですが、なぜかサタデーナイトフィーバー張りの振り付け連発のディスコミュージック。これって全盛期のつんく♂がやりそうな路線ですよね。YouTubeのコメント見てたらファンからはネガティブ評優勢なんだけど(確かに従来の彼女らのイメージとは違う曲)、世代交代も落ち着いて新規ファンを再び掘り起こすためのカンフル剤的作品なのかなと思いました(個人的には結構好き)。

 

◆SWEET NONFICTION/NiziU

 今年2作目となる配信曲。チャートでは結果を出してるものの、紅白で過去曲を歌ったり大型タイアップがないとデビュー時ほど話題にあがらない印象ですが、ひさびさに初期の元気に弾けてる感満載ですね。昨秋に韓国進出の発表があって日本から重心を移すのかな、J-POPさが失われるのかなと心配しましたがそれも杞憂に終わりそう。LE SSERAFIMなど他のガールズグループがカッコよさやクールさを前面に出してるので、今の路線って被りが少なくて貴重だと思うんですけどね。時々すごくハズレの曲に遭遇するのがこのグループのリスキーなとこだけど。