燕三条とひとくくりにされることが多いものの、実際は燕市と三条市の総称で、この両市は何かと比較されることでライバル視される面も多いとか。
 
◆科学教育センターや図書館などが入っている三条市の複合施設「まちやま」。デザインを見てそれっぽいなあと思ってたらやはり隈研吾氏の設計でした。
 
◆1階の多くのスペースを占める鍛冶屋ミュージアム。金属製品の中でも、包丁やなた、散髪用のはさみなど鍛造技術により造られる製品にスポットがあてられていました。また「まちやま道具箱」と言って、図書館で本を借りるように道具工具の貸出がおこなえるユニークなサービスも。
 
◆スワダオープンファクトリー。これまで見てきた自治体が運営する施設ではなく、金属加工製品の民間会社の工場および併設ショップです。エントランスには地元三条市出身のジャイアント馬場ゆかりの外車オープンカーの展示が。
 
◆工場見学は時間制だったのでパスせざるを得ませんでしたが(知ってたら時間合わせて行きたかった)、ショップには爪切り(ここでもネイルニッパーとなっていた)をはじめとする金属加工製品がたくさん並んでいました。実際試供品で指の爪を切ってみましたが、力を強く入れなくてもすっと爪に刃が入っていく感じ。逆に、やすりで研がないと引っかかりそうなくらいシャープな切り口でした。
 
◆続いて見附市にあるまちの駅「ネーブルみつけ」に立ち寄り。ここは地元の特産物と道の駅と観光案内所が合体したような施設でした。
 
◆三条市や燕市の観光施設あれこれ。特に燕市ではマンホールカード入手のために複数の施設に立ち寄りましたが、燕市が偉人の記念館資料館的施設が多かったのに対し、三条市は地場産業絡みでも見せ方が今風で、何かと比較されることが多い両市の違いを感じたりしました。