◆ARTLESS/岩田剛典 

 三代目JSBパフォーマーのソロ2ndアルバム。THE RAMPAGE以降のグループはボーカルのソロ作品すらない一方、彼は本業がボーカルじゃないのに早や2枚目って厚遇されてますよねえ。まあドラマにCMに起用が絶えず、今や事務所の稼ぎ頭なんだろうけど。で、前作の記事を見返したら「チル系アーバンポップス」とあったんだけど、今作は三代目とは違いつつもそこまで明確な方向性が感じられない気がしました。声が潰されないようなサウンドを選んで演ってるのはわかるけど。せっかくのポテンシャルなのに、彼までファン向けの内向きな音楽になっていくのかなあ。

 

◆NEVER MiND/BiS

 今月現在は5名で活動する女性アイドルグループの約4年ぶりとなるフルアルバム。メンバーがめまぐるしく入れ替わっており(今タレントとして活躍中のファーストサマーウイカも一時在籍)、同じくWACK所属だったBiSHとグループ名も酷似してて正直区別がつかないくらいの認識でした。実際に聴いて、WACKプロデュースらしいぶっ飛び方はBiSHと同じ、ただメンバー個々のキャラはそこまで立ってなくて二番煎じの印象が最初に来ました(でも実はBiSHの方が後かららしいけど)。まあ豆柴の大群など含め、ここの事務所が関わるとほぼ一緒になっちゃうのは実証済なんですが。