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◆堂本剛がSMILE-UP.独立発表「解散は考えておりません」入所から33年、キンキは継続へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b98eed6b9abc8ab0d7ac1210d667d518516f2d

 

 KinKi Kidsの堂本剛が、3月末にて所属するSMILE-UP.から独立することが正式に発表になりました。女性週刊誌で報道が出た後追随する媒体はなかったものの、おそらく決定事項なんだろうなと思ってましたがその通り。

 昨年末あたりからその予兆はいくつもあったんですよね。

 

①唯一の冠番組「KinKi Kidsのブンブブーン」が30分に短縮、時間変更したばかりなのに3月末での終了を発表。

 →もともと土日日中の番組で視聴率は期待されてなかっただろうし、彼らとフジテレビの長い付き合いを考えるとそう簡単に打ち切りにする理由が考えられなかった。

②昨年末発売のオリジナルアルバムの特典

 →初回限定盤が2種類となり、特典の映像ディスクがライブの前編/後編を分けて付属する形に。これまで映像ディスクを豪華にしてセールスを伸ばす方法を取って来なかったグループなので違和感があったが、今考えたら(少なくとも当面)KinKi最後の作品でファンサービスの側面が強かったのかも。

③昨年末のCD連続リリース

 →12月にアルバム発売後2週後にはアルバム未収録のシングルをリリース。アルバムリカットでもない楽曲をこんな短いスパンでリリースしたことがなく、これも違和感があった。

 

 ももクロ・百田夏菜子との結婚発表が独立とどう関係しているかはわからないものの、25周年プロジェクトのCM出演も完全に終わったし、明らかに旧事務所との仕事の清算に入っている感じがありました。

 

 またKinKi Kidsは解散せず続けると明言したのは、先に独立したものの活動再開時の嵐の参加が保証されている二宮和也の前例があったことも大きそうです(旧事務所の要望度合いには差がありそうですが)。ただ解散しないとはいえ、末期の少年隊のように名前だけの可能性もあるし(もともとソロでの活動分野はほぼ重なっていないので、KinKi Kidsとしてセットされた活動でないと2人の接点はなさそう)、これはしばらく動向を見てみないとわからない点です。

 

 ソロ活動のファンクでのポジションも確立していますし、ライブに参加していた錚々たる演奏陣が彼の事務所独立によって離れていくってこともないと思いますが、KinKiとは全く違う音楽性でもあり、さらにメディア露出も減りそうなんでファンの幅はかなり狭まりそうです。それでも難聴と一生向き合いながら活動を続ける彼にとって、心地いい仕事のペースと内容になることへの期待値の方が今は大きいですかね。で、たまにはKinKiとしての新規活動も見せていただければ。