◆Toryanse/新しい学校のリーダーズ

 「オトナブルー」で昨年末の紅白に出場後初めて発表された新曲。「オトナ~」以降のオリジナル曲はいま一つ話題にならなかったなか、勝負に来たなというのは感じました。むしろ海外の方が人気先行する中、パフォーマンス自体は現代的ながら日本文化を取り入れた味付けに。「とおりゃんせ」の題材自体が童歌だし、テクノアレンジの中に和楽器っぽい音を紛れ込ませたり歌舞伎や日本アニメ(鬼滅?)の要素を感じるMVなど、海外のリスナーやライブパフォーマンスを強く意識した跡が伺えます。一方楽曲はほぼワンアイデアで押し切ってて、飽きられるのも早そうな気が。

 

◆After you !/キョコロヒー

 元日向坂46・齊藤京子とタレント・ヒコロヒーの2人が出演するテレ朝系バラエティー番組発の企画シングル。作詞は秋元康ということで、48系は見切った感があるのに坂道の方はOGにもしっかり絡んで来るんですねえ。で、Mステ出演映像を先に見たんですが、テンション低めながら作品として残る前提で最低限のパフォーマンスをしてるMVよりさらにダラダラでした(しかも口ぱくぱくorかぶせ?)。ペアのパーカー衣装といい元ネタはおそらくPUFFYだろうけど、PUFFYがちゃんとだらだらを演じて見せてたことが改めてわかりました(苦笑)。