◆HEY! WONDER/ザ・クロマニヨンズ

 甲本ヒロト、真島昌利を中心とする4人組ロックバンドの約1年ぶりオリジナルアルバム。1st発売の2006年発売から18年で17枚って、ロックバンド(しかも新人ではない)では異例の多作なのに驚きました。それでいてオリコン順位もほぼ変わらずないのがさらに驚き。やってることはブルーハーツ→ハイロウズの頃と全く変わってなく聞こえますが、ある意味ここまで変わらないのも凄いこと。まあ歌詞とか地上波で今演るにはヤバそうなとこもあったりだけど(そうでなくてもパフォーマンス中何やらかすかわからない)、こういうメジャーバンドが1つくらいいても。

 

◆Indian Burn/Ken Yokoyama

  Hi-STANDARDギタリスト・横山健が率いるバンドの2年8ヶ月ぶりオリジナルアルバム(ちなみにソロプロジェクトではなくバンド名なんですね)。普段パンクロックやハードコアを聴かないので、全編通してほぼ同じ曲に聴こえてしまったけど(汗)、ハードでタイトな演奏と楽器の音のヌケの両立はベテランのなぜる業。整えられているスタジオ録音の音像が、ライブでは全然違う伝わり方になるんでしょうけどね。横山が代表を務める事務所所属のWANIMAにもこのスピリットが引き継がれていくことになるんでしょうか。