レコチョク 2023シングル年間ランキング

　続いては国内最大級の音楽配信サイト・レコチョクの年間ランキングです。

【TOP20】

1. YOASOBI「アイドル」　TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌
2. MAN WITH A MISSION,milet「絆ノ奇跡」　テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 オープニングテーマ
3. BE:FIRST「Mainstream」
4. Ado「唱」　ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 「ゾンビ・デ・ダンス」新テーマソング
5. 10-FEET「第ゼロ感」　映画「THE FIRST SLAM DUNK」エンディング主題歌
6. Official髭男dism「Subtitle」　フジテレビドラマ「Silent」主題歌
7. YOASOBI「勇者」　NTV「葬送のフリーレン」オープニングテーマ
8. あいみょん「愛の花」　NHK 2023年度前期 連続テレビ小説「らんまん」主題歌
9. Uru「心得」　フジテレビ開局65周年特別企画 月9ドラマ『風間公親－教場０－』主題歌
10.Travis Japan「Candy Kiss」Travis Japan
 

11.キタニタツヤ「青のすみか」　TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」オープニングテーマ
12.Travis Japan「JUST DANCE!」Travis Japan
13.milet,MAN WITH A MISSION「コイコガレ」　テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 エンディングテーマ
14.由薫「星月夜」　テレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』主題歌「星月夜」
15.BE:FIRST「Smile Again」　ANESSA Global Campaign Song
16.新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」

17.King Gnu「SPECIALZ」　MBS/TBS系テレビアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」オープニングテーマ
18.スピッツ「美しい鰭」　劇場版『名探偵コナン黒鉄の魚影（サブマリン）』主題歌
19.YOASOBI「祝福」　TBS「機動戦士ガンダム 水星の魔女」オープニングテーマ
20.Official髭男dism「ホワイトノイズ」　TVアニメ『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編オープニング主題歌

アルバム含めたランキングはこちら　

年間ランキング2023

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　TOP10のうちBillboard JAPANと被っているのはYOASOBI、ヒゲダン、10-FEETの3曲のみと意外と少なめ。さらにはテレビ映画含めアニメタイアップが半数の10曲を占め、前年から同じ傾向が続いています。

　1位は文句なしのYOASOBI。他に7位、19位にも入っていますが、3曲ともアニメ関連。アニメといえば鬼滅の刃の強さが今年も目立ち、OPが2位、EDが13位に。さらに今年ならではの動きとしては、SLAM DUNKの10-FEETと名探偵コナンのスピッツという大ベテランバンドが、タイアップアニメの勢いそのままに配信上位に来たことでしょうか。

　常連組では昨年もTOP20入りしたAdo（4位）、Official髭男dism（6、20位）、King Gnu（17位）は高水準で人気定着。BE:FIRST（3、15位）とUru（9位）は2年連続かつレコチョクのランキングが他よりも著しく上位に来ているのが特徴。

　アニメ以外ではドラマタイアップが4作（フジ2、NHK1、テレ朝1）。今年もフジが最多、NHK朝ドラも気を吐きましたが、何といってもほぼ新人かつテレ朝タイアップでランクインした由薫（14位）が大躍進でしょう。ノンタイアップは5作ですが、BE:FIRSTとTravis Japanが2作ずつと、この中では最も口コミ的に広がってヒットした新しい学校のリーダーズ（16位）。中でもTravis Japanは明らかにこれまでの旧ジャニーズ勢と異なる売り出し方をしていて、3rd（10位）が1st（12位）の順位をう上回っていることからも一定の成果があったと言えそうです。

　ちなみにアルバムの方はBE:FIRSTが1、2位を独占。1位はシングル3位を、2位はシングル15位を表題曲とする作品で、CDセールスでランクを下げているのも配信へのシフトが進んだと見れば納得。シングルと重なる顔ぶれも多い中、6位結束バンド、8位XGの2作品が目立ちます。あとはこれまで配信のなかったHey!Say!JUMPが10位に。