◆シュレーディンガー/KinKi Kids

 アルバムから1ヶ月も経たずに発売されたニューシングル。タイアップの都合もないしなぜこのタイミング?といろいろ勘繰ってしまいました(冠番組も3月終了っていうしもしや片方or2人とも退所?)。シングルだと「Time」を担当したトラックメーカーU-Key zone作曲ですが(詞は山崎あおい)、何作かに1作出て来るちょい歌謡曲っぽいマイナーアップテンポで本流路線でした。目立ったと言えば、1人でカラオケで歌うの無理って思わせる2人のパートの重なり加減ですかね(あと今作はかなり踊ってます)。ちなみにタイトルは量子力学の物理学者から来てるようですが解釈が難しい・・・

 

◆想望/福山雅治

 戦時中が舞台の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』主題歌として書き下ろされた配信楽曲。年末特番にほぼ皆勤するなどひさびさの力の入れようでしたが、主要キャストを見る限りアミューズバーターの起用ではない感じですね。映画にリンクさせている言葉選びがいくつかあったものの、曲自体はテーマもメロディーも彼のバラードの本流をいっていて意外性は特になかったです。ただここまでファルセットが多いのは彼の声的には??でした。一時期女性ファン離れを起こしたことで、最近はあえて硬派な印象を前に出してるのかなと。