テレ東、日テレに続いてフジテレビ系列でも年末の音楽特番が放送されます。今年も2週連続で生放送、総勢90名と他局よりも明らかに多い出演者。
第1弾として発表されたラインアップを見ると、旧ジャニーズからは4組出演と、ゼロではないもののやや少なめ。一応は口パクNGを謳ってるだけに、スノスト＋KinKi＋関ジャニと生歌が見込めるグループに絞った形か。その一方で、LDH、LAPONE、K-POP、ライジング、BMSG、スターダスト、avexとあらゆる事務所のダンスボーカル系ボーイズグループが出演しているのが特徴か（思いつくところでは辞めジャニがゼロなくらいか？）
女性の方も48＆坂道グループの他、イコラブやももクロ、声優系などさまざまなジャンルから出演していますが、ハロプロ系がゼロ。ハロプロってNHK（紅白には出てないが）とテレ東以外からは締め出されてるんでしょうか。
あと目立つところでは、THE ALFEEやTUBE、LUNA SEAなど中高年世代のバンドがいくつかいること、山崎育三郎や宮野真守などのミュージカル系＆声優系が多いこと、一方で女王蜂やNight Tempo、羊文学などブレイク先物買いの起用も目立つこと（自局のドラマかアニメタイアップの関係かもですが）でしょうか。とにかく90組も出演するとなると、出て当然のはずが実は出ていないアーチストを探すのも大変そう。
最後に、今年も司会は嵐の相葉雅紀が担当。日テレも通常運転で櫻井翔が引き続き担当したし、旧ジャニーズタレントの起用が今後減ると言いつつも「継続案件」の言い訳で思ったほど減るわけではないんでしょう。彼は声も滑舌もMCをやるには向いてなさすぎると思うんですが（さらにアドリブもきかない）、前担当のアンジャッシュ渡部が「自分はつなぎでの起用だった」と言っていた通り、嵐再始動の時のパイプを切らさないために当分続くんでしょうね。