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◆Walkin' with a song/岡野昭仁

 ポルノグラフィティとしてデビュー以来20年間、まとまったソロ活動をして来なかったボーカル岡野による初のアルバム。ポルノとして昨年出したアルバムは実に5年弱ぶりだったし、別の話題でメディアを騒がせた相方・新藤晴一と不仲説も?と勘繰りたくなりますが。スガシカオなど旧知のアーチストもいますが、全体的に新進気鋭のアーチストやサウンドプロデューサーが多めで、ポルノでは最近やってなかったポップ色や打ち込み色の強い楽曲も取り入れています。「愛が呼ぶほうへ」あたりの軽めの曲が好きな人には合うアルバムかも。でプロジェクト第2弾はあるのか?

 

◆RESPECT ALL/AI

 最近だとNHK朝ドラ主題歌を担当した「アルデバラン」が記憶に新しい彼女の約1年半ぶりアルバム。この曲自体は森山直太朗詞曲で、もともとテリトリーではないジャンルだった意外性も大きな反響の一因だったと思うんですが、今作はスタートからヒップホップやストリートのテイスト満載。彼女って音符通りに歌うというよりフェイクやフィーリングで聴かせるタイプで、どちらかというと他アーチストとのコラボで見せた一面ですね。中盤からピアノメインのバラードが続き、アルバムの構成上ここまで分離させたのはどうなんだろうと感じました。