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 昨日からの続きです。

 

 忖度と感じる人には自分の音楽は不要(=聞いてもらわなくて結構)という発言は、ガチのファン以外の多くのリスナーが離れる可能性も覚悟しての発言のように思いました。今ですら作品発表のペースは遅いし(寡作なことを逆手にとってプレミア感を出している印象)、昨年アルバム発表、今年ツアーをやっているから次が何年先になるかわからず、その間に今回の件も沈静化してるだろう、という算段かもしれません。

 

 ただ今のご時世、不倫や差別発言などの問題を起こすとデジタルタトゥーとなって、類似の事件が起こるたびに蒸し返されることへの認識が全くと言っていいほどないんでしょうね。もう高齢だし逃げ切れると思ってるのかも。

 

 で、ここからは自分が個人的に気になっていること。小杉社長が松尾氏に契約終了を言い渡したときに、涙ながらにという描写が松尾氏の発言にあったんだけど、これって現社長が主導で決めたというよりは、外圧により不本意ながらそう決断せざるを得なかったのでは?という疑問が。山下氏は関与していない、またあらゆるところで同様の批判をされていながらスルーしているJ事務所のわざわざの関与もなさそうとすれば、外圧の正体は現社長の父(前社長)ではないかと推測できます。社長が変わっても結局「院政」のもとに藤島-小杉-山下の密な関係は続いていたということか。

 

 もう一つは、山下氏が楽曲提供していた現役ジャニーズが、KinKi Kids、嵐(活動休止中だが)、木村拓哉という、いずれもジャニーズファン以外のリスナーの裾野の広いグループと考えると、今後彼が楽曲提供した際ジャニーズへの忖度イメージと結び付いて、セールス増につながらない可能性があること。そうなるとジャニーズが彼に楽曲を発注するメリットがなくなり、山下氏が最も大切にしている「ご縁とご恩」が片思いになる可能性も出てくると思われます。

 

 まあ以前よりコンサートのチケットが取りやすくなるとか楽観的なことを言ってるガチなファンもいるくらいなので、一生こんな感じでいくんでしょうけどね。

 

 蛇足になりますが、山下氏のラジオ発言に対して松尾氏がワイドショー経由で反論を発表してましたが、これもまた余計でしたね。論理的な最初の発言に対する山下氏の反論が逆風だらけなんだから、あとは山下氏抜きでジャニーズ事務所に関するコメントを続ければいいと思いますが。