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<収録作品> ※シングルを網羅した高音質CDのベスト盤。2017年発売。

 

 

<歌詞> https://www.uta-net.com/movie/9538/

 
 今回はテレビ番組『進め!電波少年』のヒッチハイク企画で大ブレイク、その勢いで1996年にCDデビューも果たした芸人コンビ・猿岩石です。ただ人気絶頂期は続かず10枚のシングル発表後2004年に解散。その後有吉弘行がピン芸人として再ブレイクし、キー局すべてにレギュラー番組を持つ大活躍なのと対照的に、実業家を目指したはずの森脇和成は芸能界に戻って来るなど迷走している感も。今有吉の口から当時のことが語られることはなく、フィーバーは決していい思い出ばかりではないんでしょうね。
 
 この曲はそのデビュー曲で、じわじわと反響を呼び翌年のオリコン年間ランキング11位に入るミリオンヒットに。ダチョウ倶楽部・上島の追悼関連で今年再び注目されることになりました。ヒッチハイクの道中を連想させる歌詞やタイトル、楽曲を書いた藤井尚之のいい意味で平易なメロディーが素人っぽい彼らの声にマッチしたなどヒットの要因はいくつかありそうです。ハモリもあるけどボロが出ない程度の絶妙な量とレベル。この時は森脇の方が人気も歌もどちらかと言えばメインだったんですけどね。