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<収録作品> ※C-C-B脱退後初のソロオリジナルアルバム。1988年発売。

 

<歌詞> (掲載なし)

 
 今回は1983年にC-C-Bのメンバーとしてバンドデビュー、1987年の脱退後はソロとして活動した関口誠人です。C-C-Bでは笠のハイトーンボイズと対照的な中低音のボーカルとひねりのきいたソングライティングが特徴でしたが、ソロ転向後はギターアレンジを主にフォーク~歌謡曲~ロックとジャンルの壁を越えた楽曲を発表。中でも中森明菜に提供した(同時期にセルフカバーも)オリエンタルな印象の「二人静 -「天河伝説殺人事件」より」が代表作かもしれません。
 
 この曲は1988年発売の2ndシングル。打ち込みの電子音を大々的に取り入れたC-C-Bっぽさもあるデビュー曲に対し、本来これがやりたかったんだろうなとよくわかるアコギ主体の全く異なる音に。タイトルっぽいのはイントロだけで、アコギだけど演奏は完全にロックなんですよね。ただ楽曲を器用に書き分けるがゆえに、この後のシングルは16ビートにいったりと路線が定着しなかった印象も。ゴリゴリのデジタルロックに移行したC-C-Bに残留してたらどう影響があったのか興味深いところです。