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◆LOVE ALL SERVE ALL/藤井風
 昨年は紅白へのサプライズ出場など大きな飛躍となった彼(個人的には岡山県出身アーチストが売れて嬉しい^^)。1stアルバムも発売後しばらくして評価が上がり、初回限定盤Disc2のみが単体で再発される異例の展開がありましたが、今作もオリジナル+洋楽カバーのCD2枚組。で、「きらり」から入った人と1stアルバムから聴いてきた人、紅白のパフォーマンスからの人で評価が大きく分かれそう。リズムトラックの打ち込みは許容として、ちょっと電子楽器の音が多すぎたりオーバーアレンジな曲がいくつかありました。Disc-2のほぼ弾き語りの方が彼のボーカルがより生きて来ると思うので、セールスを考慮するなら1と2の中間くらいの生音アレンジにしてほしかったかなあ。

 

◆四次元飛行/TRIPLANE
 約1年ぶりとなる11枚目のオリジナルアルバム。最近はシングルこそ出てないものの、16年間で11枚ってセールスのわりには順調にリリースを重ねて来ているんですね。もう10年以上前の「いつものように」あたりのイメージで聴いて、メンバーに鍵盤系担当がいないのに電子楽器をかなり導入したアレンジなのに少々驚きました。初期のミスチル桜井を思わせる江畑のボーカル、キャッチーなメロディーは健在だったけど。こういうポップスど真ん中のバンドって意外と売りづらかったりするんですかね(最近だとブレイクしそうでしないsumikaとか) バンドの地元北海道ではタイアップにも起用されたりと地道な活動が一定の評価をされているようですが。