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◆旅する鉄道写真/米屋こうじ 

 

 旅の記録の重要アイテムでもある鉄道写真について、撮影テクニックだけではなく被写体の見方や向き合い方についても考えさせられる本。撮り鉄の問題行動がニュースになることもしばしばで、鉄道をこよなく愛する人としてファンに対する印象悪化をかなり危惧している様子が伺えました。具体的な撮り方については、一般的に多く書かれているアングルや構図よりも陰影や静と動の対比に重点が置かれている印象。一眼レフ前提なのでスマホに使える技術は多くなかったものの、何を撮りたいかの主題を明確にする重要性は再認識しました。

 

◆鉄道路線誕生秘話/米屋こうじ 

 片方は図書館で実物を見て、片方はネットで予約してと方法は違ってたのに、たまたま同じ著者の本を同時に借りてたんですね。こちらはカラー写真はない文庫本で、日本全国の鉄道の誕生のさまざまな歴史を取り上げています。そういう意味では上の本よりはマニアック度高めかも。