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◆オレンジ/寺西優真 

 配信チャートで一時期上位に来ているのを見て、ドラマ主題歌とはいえTOKYO MXだしなぜだろう?と気になってました。東京ボーイズコレクション上位入賞がきっかけで芸能界デビュー、映画主演を複数つとめるなど順調な売り出しに見えるもののキー局への露出は皆無だしレーベルも「老舗」コロムビア。で、楽曲はこの年代の新人には珍しくニューミュージックの匂いもする起承転結の明確なバラード。今後どう知名度をあげていくかが気にはなりますが、色々調べたら事務所社長がオーディションの主宰&映画監督もやってて完全に二人三脚状態だから、売れてきすぎたら大手事務所からの引き抜き→ドロ沼闘争のパターンもあり? 

 

 

◆BREAKING DAWN (Japanese Ver.) Produced by HYDE/ジェジュン

 マスコミの規制もありそうだけど、不思議なくらい「元東方神起」とも「JYJ」とも言われなくなった彼のソロ名義4枚めシングル。カバーアルバムがヒットしバラエティー番組にもフィット、その勢いをオリジナルにも繋げたかっただけにTwitterでの「エイプリルフール発言」は痛手でしたね。で、新曲発売に夏にはドキュメンタリー映画公開予定もあるのにコロナ禍で韓国からのオンライン活動になっているようですが、HYDEプロデュースまでわざわざタイトルに入れた今作は勝負作だったんじゃなかろうかと。BTS、SEVENTEENをはじめ次々とK-POPグループ勢が日本を席巻する中で音楽作品のリリースだけではなかなか厳しいポジションに追いやられそうな予感もします。