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◆イコール/sumika 

 今年本格的ブレイクが待たれるバンドの新作はアニメタイアップ。あのあだち充の新作アニメということで、「タッチ」の再来とまではいかなくともヒットの期待がかかります。ポップで爽やかなところが他の同世代バンドとの最大の差別化と思ってましたが、ここまでド直球で来られると大丈夫かなーと思ったりはしましたけどね。ボーカル片岡の声質も適度にハスキーなものの歌い方のクセが強いわけではないので、より幅広い音楽ファンの支持を集めるためにはこのクセのなさを継続してほしいなと思ったり。そう考えると3月に発売したアルバムのプロモーションが中途半端に感じられたのがもったいなかったかなあ。

 

◆まっさら/KANA-BOON

 5周年イヤーのさなかにベース飯田の失踪騒ぎで思わぬ形で話題に。しかもちょうど新曲発売とタイミングが重なりプロモーションどころではなくなってしまいました。理由の真相は明らかにならないままですがすぐに活動復帰はなさそうだし、早々に3人でツアー継続を発表したところを見ると場合によってはそのままフェードアウトかも。楽曲はひさびさに変なひねりがなくてストレートにスピード感があると感じただけに特に残念。ここまでシングルアルバムとハイペースでリリースしてきましたが最近は順位も下降気味で、なぜシングルA面ベスト盤を出さずにB面集ばかり・・・というレーベルの迷走も垣間見えたりで、このタイミングで推しの対象から外れてしまう可能性も。