どくしゃになってね…

<元記事>
 日大アメリカンフットボール部選手による悪質タックル問題で、同部の内田正人監督(62)が関東学生アメリカンフットボール連盟に指導自粛などを申し入れた文書を、スポーツ報知が独占入手した。

 反則行為について「選手、大学生としてあるまじき違反行為」としながら自身の指示については触れず、選手の反則行為について謝罪した。連盟関係者は「選手個人に責任を転嫁する内容だった」などと批判。危険なプレーをした日大の選手が「『(反則を)やるなら(試合に)出してやる』と監督から言われた」と周囲に話していたことも分かった。

 

以下はこちら https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000034-sph-spo

 

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 これ、関学側の会見の内容、本人が全く出て来ず雲隠れなこと、匿名とはいえ選手やチーム関係者から続々証言が出てきていること、どれを考慮しても監督の具体的な指示があったとしか思えないんですが、いまだに大学側ぐるみでこの問題を隠蔽しようとするんですね・・・ すでに関東リーグで対戦を辞退する学校が続出してきているし、チームが機能しなくなると競技で活躍の道が閉ざされた選手内部からの告発がさらに増えてくるように思います。

 

 サッカーJリーグ創世記の川渕チェアマンや女子シンクロのコーチのように例外もあるけど、最近のいろんなスポーツを見ていると、強権を持った指導者のトップダウン方式は悪影響を生むケースが圧倒的に多い気がしますね。あと、「強ければいい」「スポーツは勝つことがすべて」という雰囲気が蔓延している現状も(大相撲などを見ていても)明らかに行き過ぎていると感じます。

 

【追記】監督は辞任したようだけど、大学の要職にはそのまま残っているし、風評害者的なコメントもしてるし、関学の正式名称を「かんさいがくいんだいがく」とか言い間違えてるし、全く反省の色が感じられなかったですね。選手も含めこれで手打ちにしたい感がありありで、根本的な解決には遠そうな印象でした。