どくしゃになってね!

<元記事>

 日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権料徴収に反対する音楽教室側でつくる「音楽教育を守る会」が、徴収保留を求め宮田亮平文化庁長官に裁定申請した問題で、長官から諮問を受けた文化審議会は5日、徴収開始を認めるよう答申した。近く、答申を踏まえた長官裁定が出される見通し。

 両者は東京地裁で係争中。答申は、守る会が求めた訴訟終了までの徴収保留は認めず、長官が裁定をした日から徴収可能とした。ただ、係争中であることを踏まえ、JASRACに対し、徴収に応じない音楽教室には司法判断確定まで督促をしないなど、社会的混乱を回避する措置を取るよう求めた。

 

以下はこちら https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000066-jij-soci

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 地裁で係争中なら徴収自体を認めちゃいけないと思うんですが・・・いくら徴収に応じない音楽教室には督促をしないという条件をつけても、立場的にJASRACの方が音楽教室より優位にあるわけだし、何より実績作りを進めることで既成事実化しようとしているのが明らか。

 

 やはりどの業界でも一強独占は弊害となって表れるということですね。音楽業界も今後は幅広いライトユーザーへの広がりを期待するのは諦めて、コアでヘビーな層からむしり取る方向に変わらざるをえないのかも。