どくしゃになってね…

 

◆人間開花/RADWIMPS

 彼らの昨年の売り方は完璧でしたね・・・。ここまでの規模では予想してなかったかもだけど、映画「君の名は。」とともに「前前前世」ヒット→映画サントラヒット→間髪入れず本作発売しこちらもバンド最大のセールスに。しかも映画関連4曲のうち2曲のみ収録という用意周到さ。あと過去のアルバムに比べて難解だったりとっつきにくい曲の比率も減っていると感じました。多くの人の耳に入ることを想定してバラエティや聴きやすさを優先したのかな。まさに少し前のBUMPに近い状態だと思うけど、この後どう開花していくかに注目ですね。

 

◆Ambitions/ONE OK ROCK

 アルバムは初聴き。多数タイアップあるもすべて配信のみでCDシングル発売は1曲もないんですよね・・・こちらも自身最大のセールスを記録。今回海外版も同時発売するなど目は完全に海外マーケットに向いているようですが、英詞のせいだけじゃなく確かにサウンドに国内アーチストにはない空間の広がりを感じました(ミックスのせいかなー)。ただ洋楽に似せるだけなら本家海外のバンドには敵わないのではとも思ったり(あの宇多田も結果そんな感じだったし)。ファンの間でも(特に古参は)評価が分かれているようですね。