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<元記事>
 アイスクリーム店「バスキン・ロビンス31アイスクリーム(以下、サーティワンアイス)」を運営する、B-R サーティワンアイスクリームの2015年12月期が、1975年度以来、実に40年ぶりの最終赤字に転落する可能性が浮上してきた。夏場の天候不順、コン ビニエンスストアに需要を食われたことなどにより、既存店売上高が5期連続で前年割れ。原材料の高騰、新工場稼働に伴う償却負担増も、採算を圧迫する。

以下はこちら http://toyokeizai.net/articles/-/92909

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 これを読んでまず感じたこと…コン ビニエンスストアに需要を食われるのは、アイス全体のマーケットが順調に拡大している事を考えたら主要な原因ではないと思うんですよね。セブンのPB品開発みたいなケースはビールや清涼飲料水、コ-ヒーやドーナツ等の世界でも起こっていることだし(そういう意味ではミスドの業績がどうか気になるけど)。

 うちの近所にもサーティーワンの店があります。それも国道でもなければ集合商業施設でもない立地で、誰がこんなところにアイス買いに来るんだろう?という場所に。モスバーガーがわりとこれに近い立地のところが多いけど、イートインできるのに対しここのサーティーワンは持ち帰り専門だし。

 コストアップは他のアイスメーカーも事情は同じだろうし、もともと価格が高いうえに出店専戦略も甘い――これに尽きるんではないでしょうか。うちの近所の店も不採算で閉店してしまうかも…