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<収録CD> ※2008年の17回忌に合わせて発売されたラブソングメインのベスト盤。
WEDNESDAY~LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI/尾崎豊

¥3,146
Amazon.co.jp

<動画> ※ライブ映像。


 今回は1983年シングルアルバム同時デビュー、内面の叫びをさらけ出す歌詞と激しいパフォーマンスで若者のカリスマ的存在となった尾崎豊です。一般への認知が広まったのは「卒業」(1985年)だと思いますが、他の代表曲はその後ドラマで使われたりシングル化されてない曲で、当初からアルバムの評価が高かった珍しいパターンです(しかもオリジナルは6枚と少なめ)。1992年に謎の多いまま26歳の若さで死去。その後多くのアーチストが彼の影響を受けて出て来ています。

 この曲は12インチとしても発売された1988年のシングル。前年に覚せい剤で逮捕され活動休止からの復帰第1作ということもあり、それまでに比べてかなり自分と向き合った内省的な詞曲になっています。歌詞を読むとところどころ獄中の絵がう浮かぶ部分も個人的にはあるんですよね。意外なことに、この曲が唯一「夜ヒット」で生披露された彼の楽曲だとか。その後長らくベスト盤にも収録されなかったし、僕の中では知る人ぞ知る地味な存在だったんですけどね。

<その他の代表曲>
・OH MY LITTLE GIRL(1983年)
 83年アルバム収録後ドラマ主題歌として1994年にシングルリリース。「I LOVE YOU」より実はこっちが好きなんですが、数字的にも最大のヒット曲のようです。
・I LOVE YOU(1983年)
 これも同じアルバム「十七歳の地図」から91年にシングルカット。書ききれないくらいすごい数のアーチストにカバーされているJ-POPスタンダード。